再放送　ひとりそたぶ３４６　ごっこ

ではご覧下さい。

一夜の幻影
漫才/先生あなたはかよわき大人の代弁者なのか　俺達の怒りどこへ向うべきなのか　これからは何が俺を縛りつけるだろう　あと何度自分自身卒業すれば　本当の自分にたどりつけるだろう

向井：子供の頃は良くごっこ遊びとかやったな。

真中：しましたね。ヒーローごっことか、動物ごっことか。

向井：俺が一番やったのはほんにゃらごっこだな。

真中：かりあげクンじゃないですか！表紙に必ず書いてあるヤツ！

向井：主に先生の机にカエルを仕込んだり、友達のジュースを絵の具を薄めたヤツに変えたりしたな。

真中：それってただのイタズラですよね！？かりあげクンが課長に良くやってるタイプの！他人を巻き込むんじゃないよ！

向井：俺がキッカケで学校中で大流行したな。

真中：随分と民度の低い学校ですこと！下手に学級崩壊するよりもタチが悪い！親呼ばれるレベルですよ！

向井：まあ被害者は主に俺なんだけど……。

真中：因果応報！！ざまあとしか言い様が無いですね。

向井：それで学校が一つになったんだ。尊い犠牲だろ？

真中：悪い意味で一体化してどうするんですか！ちっとも尊くないですから！寧ろ植田まさし先生に失礼に値するレベルですよ！

向井：でも最近でも良くごっこ遊びやるよな。

真中：しないですよ。僕等も良い大人なんですから。

向井：ホラ、俺がソムリエでお前が客になったり、お前が王子になって俺がその従者になったり沢山しただろ？

真中：それコント！！確かになりきってるけど立派なお仕事ですから！

向井：良い大人が人前でごっこ遊びして金貰えるから良い商売だよな。

真中：よしなさいよそういう事言うのは！！一生懸命役になりきってネタやってるの！！

向井：よっしゃ、折角だから童心に帰ってごっこ遊びやるぞ！

真中：残り行数僅かなのに……。もう勝手にしたら如何ですか……？自由が過ぎるわコイツ……。

向井：ほんにゃらごっこするぞ！！

真中：よりによってそれですか！？もっと沢山選択肢あるでしょうに！！

向井：じゃあお前があの頃の俺をやって、俺が親を呼び出した校長の役やるわ。

真中：結局親呼び出し食らったんですか！？しかも君の役とか絶対に嫌！！もう結構！！