ひとりそたぶ579 学園祭
579回目は「学園祭」です。
大学の学園祭は全部不参加でした。仕方ないね。
ではご覧下さい。
処女☆後悔
コント/学園祭の準備を手伝うわよ
初音:学園祭の準備が終わらないのです!
蜜:あら、初音ちゃん。そっちのクラスの進捗はどうかしら?
初音:あっ、みっちゃん先輩!それがみんな部活の出し物の方に駆り出されて初音一人なのです……。
蜜:大変ね。今あたし暇だから手伝ってあげるわ。
初音:それはとっても申し訳が無いのです!先輩のお手を煩わせるなどあってはならないのです!
蜜:でも一人でやるより二人でした方がより早く出来るわよ?何をしたら良いかしら?
初音:ありがとうなのです!ではお言葉に甘えて先輩にも手伝って貰うのです!
まず飾り付けに風船を用意しないといけないのですが、うっかり用意を忘れてしまったのです……。
蜜:風船……。これで良いかしら?(鞄の中からコンドームを取り出す)
初音:おげげーっ!!こんなの飾ったらクラス全員停学になってしまうのです!!
蜜:でも膨らむゴムでしょ?
初音:そこさえ合ってれば良いって問題では無いのです!!そもそも何でそんなの持ってるのですか!?
蜜:勿論保健の予習復習に決まってるじゃない。
初音:好きな先輩の知りたくない一面を知ってしまったのです……。風船は後でダイソーまでひとっ走りして買うので良いのです!
次は折り紙の鎖なのです。ちゃんと作ると時間が掛かるのです。
蜜:鎖ねえ……。手錠の鎖じゃ駄目よね?
初音:当たり前なのです!!長さも質感もまるで合ってねえのです!!そんなのも持ってるのですか!?
蜜:悦ばせる為よ。
初音:先輩への憧れが瓦解していく音がするのです……。折り紙の鎖は部活から戻ってきた子達に家で作る様にラインしておくのです!
最後はメイド服の製作なのです。後5着作らないと当日に間に合わないのです。
蜜:それならあたしの家にあるわよ。
初音:まさか……(ジト目)
蜜:去年あたしのクラスでメイド喫茶をやったから使い回しで良ければあげるわよ?軽く手直しすれば大丈夫でしょ?
初音:ここの理由は真っ当だったのです!!流れからしてヤバい雰囲気かと思ったのです!!ごめんなさいでしたのです!!
蜜:でもこのペースだと当日までに間に合うかしらね?泊まっても構わないわよ。
初音:お泊りなのですか!学校に泊まるのはテンションが上がるのです!
蜜:あたしも一緒に初音ちゃんと泊まろうかしら……?(妖笑)
初音:それは良いのです!!