ひとりそたぶ284 卒業

284回目は「卒業」です。一区切りですね。この企画はまだまだ続きますが。

丁度シーズンだけど開催されない所も多く、別れとは違う意味で寂しい気がします。椎名は別れたい人が多かったのでモーマンタイ。

ではご覧下さい。

コメット×アステロイド
コント/Give me your second button

エル:先輩!卒業おめでとうございます!

下条:おう、天草か。お前には色々助けてもらったよ。ありがとな。

エル:いえいえそんな……。少しでも先輩の助けになりたかっただけですから……///

   あの、厚かましいかもしれないんですけどもし宜しければ第二ボタンを頂けないでしょうか……?

下条:ああ、良いよ。(ブチッ)ほら。

エル:あ、ありがとうございます!先輩だと思ってずっと大事にします!

下条:大袈裟だなあ天草も。(制服からもぎ取った第二ボタンが生えてくる)

エル:!?

下条:じゃあな。

エル:あの……、ちょっと待って下さい先輩。今ありえない光景を目にしたんですけれども……。

   その、無から再び生まれ変わったと言いますか……。

下条:どうした?校長のカツラが逆さまについているとか?

エル:逆さまというか恐らく何もつけていない地毛そのものだと思うんですけど。

   そうではなくてですね、今第二ボタン再生しましたよね……?

下条:ああ、そう。じゃ、打ち上げあるからそろそろ行くわ。

エル:サラッと流さないで下さいよ!!結構ビックリしてるんですから!

   失礼しますよ!(下条の制服から第二ボタンをもぎ取る)

下条:(再生する)別に第二ボタンが再生するとか珍しく無いだろ。

エル:あ、また生えた!!

   珍しいですよ!!下手したら幻のポケモン以上ですよ!

下条:だってさ俺自分で言うのもアレだけどさ、学校の人気者なんだぜ?そんな俺の第二ボタンみんなが欲しがるかなって。

エル:確かに欲しいですけど!単なる部活の後輩の私如きが貰えるのは変だと思ったんですけども!(何度ももぎ取る)

下条:(もぎ取られた数だけ再生する)もうかれこれ30人には配ったかな。

エル:第二ボタン配るって異様な表現!!先輩の分身があちこち分散しちゃった!!

下条:じゃあもうそろそろ行くからね。まだまだ欲しいヤツ居るだろうし。

エル:…………駄目です。

下条:んあ?何言ってんだお前……。

エル:初めて会った時からずーっと先輩の事が好きでした。ですからそんな事は絶対に許しません。

   もう先輩の無限に生えてくる分身よりも、一つしかない先輩自身が欲しいです。誰にも渡したくないんです。

下条:ありがとな天草。実は俺もお前の事好きだったんだ。人気者の立場だったけどちゃんと接してくれたの天草だけだったからな。

   これで彼氏彼女の関係だな。所で俺性欲が溢れ過ぎてて何遍出しても尽きないんだよね。

エル:そっちも無限だった!?

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