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「好き」と「憧れ」を見分けるのって、難しい。

30も半ばにして、自分の「好き」や「やりたいこと」は何なのかと、改めて考えこんでいる。
育休中でありながら女性向けキャリアスクールSHElikesに入会し、いろいろスキルやマインドを勉強しながら、さてどうしたもんかと毎日腕組みをしている。

一番難しいのは、「好き」と「憧れ」を見分けることだ。
私は本当にその仕事が好きで、挑戦したいと思っているのか。それともその世界に憧れているだけで、実際には苦しくて続けられないのか。

とりあえず挑戦してみて「あ、やっぱだめだった。」となっても別に良いのだけど、せっかくなのでとことん自分に問うている。

と言うのも、私は子どもの頃から自分を出すのが苦手なタイプだった。
周りの評価はいわゆる「良い子ちゃん」で、親からも先生からもよく褒められていた。
将来の夢を聞かれた時にはいつも「先生」と回答。しかし、先生になりたいと思ったことは一度もない。ありきたりだし向いていそうなので、そう答えると楽だった。

その後、なんとなくそれなりに好みの業界を見つけて仕事を続けて来れたけれど、現在、育休中の弊社に少々問題が発生しており、戻るか辞めるかで大いに悩んでいる。
幸い育休中で時間はあるし、保育園の入園は最短で4月だ。この予想していなかったピンチを良いチャンスと捉えて、私は改めてとことん、自分の「好き」を考え抜くことを決めた。SHElikesでいろんな講義に触れて、どれが自分の仕事に出来るのか、悩みに悩んでいる。

楽しくも辛い作業だ。
きっとこういうこと、全然悩まず仕事を出来る人もたくさんいるんだろう。
それでも、悩みまくる自分だから出来る仕事もまたあるはずと信じている。

この年になって今更やりたいことを考えるなんて、自分探しのようで恥ずかしいとも思う。しかし、これが私の人生における、ちょうどいいタイミングだったんだろう。
幸い、住む場所も決まっているし、子どもは3人になってもう産む予定がない。ある意味ここから先のプランは立てやすい。全てを前向きに捉えて、じっくり考えていきたい。

そもそも私は、夢を追いかける人が好きだ。
何歳であっても新しいチャレンジをする人を眩しいと思うし、応援したいと思う。
だったらその夢追い人が自分であったって、応援してあげあたらいい。
夢追いというほど大それた何かをするつもりはないけれど。

困ったなあどうしようかなあと毎日悩みつつ、わくわくしているのも本当だ。悩むだけじゃなくしっかりあちこち見て、動いて、手を動かしながら、ここから先の人生をかけられる自分の「好き」を見つけていきたい。

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