自分のために弾いている
人のためではなく 自分が幸せかどうかで弾いていた件(笑)。
NEW!2021年05月14日(金) 11時58分22秒アメブロよりコピー
テーマ:アドラー心理学
私は2019年のコンサートの時に散々緊張とストレスについてアドラー心理学のお勉強会でごね倒していたのですが(笑)、過去の記事が偶然上がってきて読んでみると、2017年も同じように困っていました。さらに驚くことにこの到達した自分分析、自分の取扱説明書とでもいえる発見を丸ごと忘れているではありませんか(笑)。記事がもう一度読めて、思い出せて本当に良かった!!!
なので自分の為にアメブロにも貼っておきます(笑)。
<2017年5月14日の自分のフェイスブックの記事コピー>
今日のアドラー心理学お勉強会。私の人生に光が差したような勉強会となりました。私はコンサート前(まさに今ですが)やイベント演奏、コンクールの前はストレスか緊張かわかりませんが凄く迫られてるような、追い詰められてるような気分になるのです。
これを緩和できないか、少し楽になる方法はないのかを求めているとお話ししたんです。すると、気持ちのこととはまず別の角度で、体の緊張を解く方法を色々教えて頂けました。これはこれですぐに使えるので大変ありがたくて、帰宅してメモしました。
しかし私としてはメンタルの弱い部分が残っています。そこは更に重要で、どのように自分をコントロールできるのかお聞きしたかったのです。するといつものように質問を重ねて頂き答えていくうちに「本番で失敗したくない」「下手糞―!って思われたくない」「お客さんをガッカリさせたくない」などなど、いつも普通に浮かぶ緊張の理由を答えていたのです。
そのうちに「聞いて下さる人に良い演奏をして喜んで欲しい」といういつも到達する回答が自分から出てきて「あ~私の緊張はこれかも!せっかく聞いてくださってるのに、喜んでいただきたい!」「さらに言えばシーナさん良い演奏するわぁ~」とか思って頂きたい!うん、これだ!と思ったのもつかの間(笑)、質問にウーンウーンと頑張って答え続けていると、相手の反応は実は私個人は殆ど関係がなく、私はなななんと!自分が自分の世界で気持ちよーーーく演奏している時間が持てているかどうか、自分が弾いていて気持ちいいかどうか、その予測の中で「きっと今日は気持ち良く弾けないだろう」と思う時、嫌だな・・・と思っている様なのです。緊張しようがしなかろうが「気持ち良く弾けていない時を、緊張している時」と位置付けているようなんです。
なのでウォーミングアップの1‐2時間の気持ち良く弾けないタイムに演奏が始まり演奏が終わる場合やきちんと体が覚え込んでいない「気持ち良く弾けるレベルに達していない」曲をするときは緊張を使い、長時間同じ曲を弾いたり、長年弾いている曲を気持ち良く弾けるときは「緊張していない」と自分で位置付けているようです。
自分が楽しんで弾いている時間に大きな喜びがあり、それを感じているかいないか、そういう事で自ら判断しているようです。←これらは全てシーナ個人の緊張の本性ね。
大体最初の1時間とか2時間は家でも外でも気持ち良く弾けないんです。ツボの3から曲は始まってるかな?とか、次の曲説明どうしよう?とか次の曲難しいな間違えそうだなとか、弾きながら頭が他の事考えていたりする。これは結構致命的に気持ち良く弾けないパターン。でもストリートとかで同じメニューを延々弾いていると頭の中は何にもなくて感じてる事を言葉に頭の中で語ってるような事になって行き「わぁ=風が吹いてる!気持ちいい」とか「鳥の声とハモってる!嬉しー」とか感じてるものとのコラボの気持ちよさが完全に優先して、「間違えたらどうしよう」「聞く人がどう感じるか」など何にも考えていないんです。
自分がそうだったとは、今日の今日まで知りませんでした。でも自分で話すうちに到達した自分の演奏や自分の緊張の使い方に非常に納得しました。スッキリ!!なので今後緊張している時は、これはきっと気持ちよくまだ弾けないぞ!って自分が思ってるんだな!ってわかります。気持ち良く弾けるぞ!って自分が1曲目から思えるようになれば、緊張という体のこわばりを使わなくてもいいようになるかもしれません。
自分は人の目を気にして緊張し、自滅していると思う時も「私個人は人目を気にしておらず、自分が弾いていて気持ちの良い演奏出来るか、しているか、そのことだけしか考えていないんだ」と思い出すようにします。自分のコケた演奏に緊張を使い、言い訳したとしても、私は何もスッキリしないけれど、気持ち良く弾きたいけど弾けないと思ってるんだ!今は正にそれだ!って知っていることは気持ちがいい。
上手になりたいのも「演奏で聞いて下さる人を喜ばせたいからだ」と思ってきたけれど、イヤイヤそれも本当ですよ!嘘じゃないんだけれど((笑))その事よりも更に求めていることは人ではなくて自分であって「自分が気持ちよ~~く、自己陶酔して弾きたい」んだなって今日知りました。イヤァ~ン(笑)あ~~~最高の勉強会でした。
自分が気持ち良く弾いて、聞いて下さる方も喜んでくれているとしたら、こんな幸せな事ってないです!ほんとに!
10年前に会の名前を作ったとき、「弾く人も 聞く人も笑顔になるような 笑い声が風に乗り コロコロ聞こえてくるような そんな演奏を目指しています」って紹介文にもブログにも書いてたなぁ~~。「津軽三味線 笑風会」ってイメージが実は最初から一緒だ!ってことも再確認できた!よし良いぞ!!
例えコンクールでも、弾きなれた合奏なら楽しいという奇跡があるのを忘れていた!!!
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