彼が帰ってきた。
大好きで尊敬している彼。
【マルクマルケス】
ゼッケン93番の28歳のバイクレーサーです。
肩の骨折をしてから手術をし、療養の為に
レースにはしばらく参戦していなかった。
そんな彼が265日ぶりの走りを、ポルトガルの
アルガルベ・インターナショナル・サーキットで
昨日久しぶりに観せてくれた。
「とにかく怪我なく、無事に走り切って。」
もう怪我して欲しくないし、
マルケス不在のレースは物足りなくて寂しいから。
もう二度と怪我しないで欲しい。
ずっとずっと、強いマルケスを見ていたい。
7位でチェッカーフラッグの振られたゴールに
戻ってきた。
ピットに戻った彼は、家族それから仕事仲間と
抱き合い、右腕をかばいながらヘルメットを脱ぎ、
その後は目頭を手で拭っていた。
初めて見た姿。
いつも、真っ白い歯が眩しい笑顔か
スタート前の集中している鋭い顔。
そのどちらかしか見た事がなかったから、
レースから帰ってきたマルケスを見たら
こちらまでうるっと心打たれるものがあった。
色んな思いが込み上げて来たのだと。
これから彼は更に強くパワーアップすると思うし、
今回の怪我を機にもっと身体を大切に
して欲しいと心から思っています。
いつも強い人の涙ほどかっこいいものはないね。
感動したひとコマでした。
またマルケスから勇気をもらった。
マルケスありがとう。
私もいつも、常に強く生きていくよ。