令和6年司法試験再現答案 刑法

こんにちは。司法試験です。
本日は刑法の再現答案を作成しました。
何かのご参考にしていただければ幸いです。

~答案について~
所要時間:読む15分、構成10分、起案:95分
総文字数:約6100文字(7.5枚)
一行あたり文字数:35文字

~内容~
・全体について
刑法に限らずですが、今年の司法試験では、誘導が強いですね。
採点実感でも司法試験委員会さんがお怒りのように、
的外れな答案はもう書かせません、その代わり、誘導に反すれば、
容赦なく低評価にします。
という強い意思を感じました。
刑法でいえば、暗証番号の利益性、共犯、従犯における正当防衛の処理等、ですね。
私も、誘導には少しでも触れいていこうと、意識して起案しました。
どれだけ評価していただけるでしょうか、、

・設問1について
良かった点としては、
メインは暗証番号の利益性と思うところ、
ここは最低限触れることができたかな、と思います。
通帳と暗証番号セットになれば、払戻を受ける立場を取得できる、
という方向で書きました。
悪かった点としては、
まず、不能犯を書けていないこと、です。
明らかに書くべきでしたね、、
次に、殺人未遂について書きすぎたこと、です。
殺意を示す発言があったので、書いた方がいいかな、
と思ったのですが、
誰も書いていませんね。余事記載でした。

・設問2について
良かった点として、
正当防衛の要件は丁寧に検討できたかな、と思います。
また、誘導どおり、共同正犯と幇助犯で正当防衛の論理的整合性にも一応の回答はできたかな、と思います。
悪かった点として、
時間がなく、誘導以外のことを書けていない、ことです。
あくまでも、甲などの罪責を問われていたので、
他の犯罪も検討しなければならないはずでしたが、
時間がなく、全て割愛しました。
ここで差がつくと、評価が渋くなりそうです、、
みなさん、時間なかったですよね?なにも書いてないですよね?
人の不幸を願うようで申し訳ないですが、相対的に浮かせてくださいませ。

刑法の再現はこんな感じです。
あす、商法をあげて、再現答案は終結です。
お楽しみに。

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