令和6年司法試験 労働法第2問再現答案

こんにちは。司法試験です。
昨日の労働法第1問の再現に続きまして、第2問の再現答案です。
第2問も答案構成用紙は使用せず、問題文で構成したので、問題文も掲載します。


~答案について~
所要時間85分
総文字数3200程
一行あたり文字数43文字程度
再現答案は読みやすさの観点から、改行を多くしています。実際の答案では詰め詰めで書いています。


~感想(ネタバレ注意)~
まず、時間が足りない。
どの選択科目も同じとは思いますが、
労働法は特に時間が足りないかなと思います。
書こうと思えばいくらでも冗長にかけてしまう。
高配点ポイントはどこか、
これを取捨選択する作業が特に重要になる科目と思います。

しかし、本問の高配点ポイントはどこか、
私はわかりませんでした。
正直、第1問で95分も使ってしまったことに相当焦っていました。
途中答案は避けなければ。
その思いが私をより一層焦らせました。

設問を読めば、明らかに不当労働行為の問題。
しかも、ご丁寧に検討条文まで明示してくれている。
問題文を一読。
労使間交渉の経緯が細かく記載されていたので、
この経緯をしっかりまとめて、
不当労働行為該当性を検討すれば、
「あなたの意見を述べなさい」の問いには、
一応の回答にはなる。
と思いました。

「X組合はどのような主張をして~」の部分は、
そんな凝った内容にならないのではないか、
と思いました。
今気づいたのですが、再現答案では、X組合が求める救済命令が書かれていませんが、実際の答案では、書いた記憶があります。
再現答案を修正するのが手間ですので、このままいきます。

「労働委員会は、どのような~」の部分も、
なぜこんなことが問われるのか、よくわかりませんでした。
ですので、救済命令の裁量の限界に関して、一応の回答を示したつもりです。
労働委員会は労使間の法律関係の形成までは出来ない、
という説明を受けたような気がしたので、
この記憶にすがりました。

反省点としては、
問題文27頁1行目から、AY間のユ・シ協定の内容が記載されているところ、
A組合以外の者は解雇する、
という部分を使えなかったことです。
これは他組合の団結権侵害として公序良俗違反で無効となるところ、
この内容がニューズレターとして配布されたこと自体が、
X組合へ弱体化行為や弱体化意思につながる、
ということを書きたかったですね、、。
時間配分の訓練不足、勉強不足ですね。

よかった点としては、
やはり途中答案にならなかったこと、
ですね。
去年は本当に途中答案に泣かされましたので、、。
あと、団交拒否の方は、割と三段論法を意識できた、
と思います。

労働法で60点とれたら相当でかい。
労働法はみんな結構できるので、高い壁ですが、、。
また、成績でたら、点数公開します。
お楽しみに。

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