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母でも人生を縮小させない / 初めて育児を楽しめた日

最近日記を書き終えられない。書きたかったことが中途半端に終わりがち。そんでまた日記開くときには何が書きたかったのか忘れがち。

子に呼ばれたり、子が静かな今のうちにやっといたほうがいい家事を思い出したり。一つのことに集中しづらくなってる気がする。これからこういうことが増えそうだ。

そうはいっても出産から2か月と少し経って、すこーしずつ子がいる生活に慣れてきた。

産後1カ月半ごろまでは不思議と何にも気力がわかずぼーっとしてたけど、やっぱりそれは、産後に起こると言われる何かだったみたい。体力は相変わらず戻ってこないけど、気力は戻ってきた。

いまは自分の世界が狭く感じるのがつらいかなあ。
夫の育休が明けて、会食だ残業だって遅くまで外側のひとたちとあーだこーだしているのが羨ましい、からはじまって。大学の友だちがウクライナでレポーターとしてテレビに出てるのを偶然目にしたり、都知事選で推してた石丸さんも普通の銀行員だったのに飛躍していてすごいなあと思ったり。

大人になった今この瞬間からもチャンスをつかんでる人たちを見ると、せっかくの人生、いけるところまでいこうとしないともったいないな、って思ってきた。

子中心の生活になって、人生の主人公を譲るような気でいたけど、人生縮小させちゃダメよね。子育てを頑張る母も、ありたかった自分の一つではあるけど、ほかにも自分として成し遂げるものを持ちたい、気がしてきた。
足元の幸せは大事にしながら、上を向いていこう。

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7月も駆け抜けた。

夫の育休明け、日中ワンオペ専業主婦をはじめて一瞬で子と2人きりの生活に心がやられた。それで、1ヶ月かけて友人や会社の仲間たち10数人を家に呼んだり、遊びに行ったりした。

昔から人と話すのは好きだったけど、今のほうが人に会うたびに元気になってるのを感じる。仕事してた時みたいに、否応なく接する人がいる状況じゃなくて、いまはわざわざ会ってもらうことが多いからなのではと分析。

先週は、子と2人で新幹線に飛び乗って静岡にいる友だちの家で2泊3日もした。遊び盛りの2才の男の子のいるおうちで、朝からパタパタ足音と「あかちゃんおきた?」の声に起きて、日中のお出かけやギャン泣きにヘトヘトになった夕方には、ようやく車内で昼寝してくれた子どもたちを友だちと担ぎ上げて部屋に戻り。夜は今日を乗り越えたご褒美に、暗いキッチンで友だちと乾杯した。

なんかサマーウォーズのような時間だったな。

95%大変だし、まじかよって絶望することばかりなんだけど、「うちらがんばってるよね」を共有できるだけでこんなに疲れがふっとぶ。一生懸命仲間とがんばるって育児の分野でも楽しい。

一人時間を手放してでも、寝不足になって泣きやまない子に「いーっ!!」って何度も気が狂いそうになっても、それでも子への愛情とか、「かわいい!」って気持ちが勝るんだろうか。

過去のわたしの投稿

育児に対して、妊婦の時はこんなことを思ってたし、いまはやれないことはないかな、と思う程度だけど、子に元気をもらったり、仲間と最高の乾杯ができたりするモノなんだなって分かった日だった。これからそんな瞬間が増えていくといいな。



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