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ドラマ「知らなくていいコト」粟立つ色香がヤバすぎる
いや表題通りなんですけれども。
言わずもがな、大河ドラマ「光る君へ」の吉高由里子・柄本佑の2人の過去の共演ドラマ「知らなくていいコト」をXの評判にひきずられて観たらほんとうに、、なんというか、、、空気感の色香がすごすぎてひとりで抱えられずここに行き着いた。
大石静脚本×吉高由里子×柄本佑が織りなす世界観が、平安と令和の両方あるのありがたすぎるよ。大石静さんの頭の中だけで完結してくれなくてよかった〜〜〜〜!!!!!みなさんありがとうございます。
ムードの色気含め好きなポイント書く。
ネタバレしかない。
●2人の役柄と佐々木蔵之介〜!
週刊誌のエース記者・ケイト(吉高由里子)
カメラマン・尾高(柄本佑)
週刊誌敏腕編集長・岩谷(佐々木蔵之介)
ケイトと尾高は元恋人同士で、尾高はその後結婚し既婚子持ち〜!職業カメラマン〜!職場は引き続き同じ〜!もうすでに色気
で、マスコミ特有の雑多でムンッとした職場をさらに引き立ててるのが蔵之介〜!
人を呼ぶのに目でクイッてするのとか、手で招くのとか、所作の一つ一つと漲るパワーが、「マスコミのえらいひと」を体現していてたまらん。
佐々木蔵之介演じる編集長の凄み、最高
— インスト (@shihonsyugi) October 23, 2024
世間から批判される覚悟を持つ者しか持ち得ない貫禄よ
素早い判断力、断言、腹から声出してる感、あんまり関わりなさげな作家との会食との完璧で当意即妙なやりとり…#知らなくていいコト
ケイトの人を読む力、入り込む力、体力、周りを巻き込む力、屈しなさ、相手を引き出す言葉選び、ぜんぶぜんぶかっこよくて、令和のヒロインで最高。こうなりたい。
●流れる空気感
最初からケイト・尾高の2人の纏う空気感がほんの少しだけ、周りと違うのすごすぎ。合間合間に過去の恋人のシーンを挟んでいるからなのもあるかもしれないけど、それにしても〜…!!吉高由里子と柄本佑のケミで救われる、ほんとうに。
●「俺の心の中にいつもケイトがいる」
いや好きな元恋人(既婚子持ち)こんなこと言われたら無理でしょう?しかもかつて通っていた彼の作業場で。理性トぶよ?そのあと「踏みとどまらないといけないけど…踏みとどまろう」からの抱き寄せキスよ……………。いちどウンと落としておいて(そのつもりはないかもしれないけど)、天国に連れて行くのズルいよ。
いつの世も先んじて「主犯」になってくれる男は最高ってワケ。男女の共犯関係ってなんでこんなにセクシーなの?????局面で決断してくれる男、頼りがいがあって好き。
その前にそもそも話の口火を切って(自分が抜いた不倫記事の後味が悪いの俺たちが)「不倫みたいだからだろ?」ってモヤモヤ思ってる空気をさらってくれるのもかっこいいし。
で、抱き合ったあと、距離感近くなってる感じが生々しくて、、、。元恋人として線を引いてたはずなのに崩れた感じが。
階下におりたあと、ケイトからキッチンにいる尾高を後ろから抱きしめて「好き」って口から出てしまうの、愛おしく思う気持ちが表れててたまらなかった。
●「さりげなく両立なんてできない」
ッハア〜〜!!!!!!!!!尾高の不誠実と誠実のミルフィーユがすごいのよ。奥さんに対しては不誠実だし、でもその時のその場のケイトには誠実だし、そのあとこうやって優しくいったん壁をつくるのはどちらにも誠実で不誠実なような気もするし。愛のゆらめきがすごい。最終話で尾高がケイトの両親の不倫関係について述べてるのが答えなのかな。
●「バチが当たっても時々わたしと一緒にいて?」
のケイト、いつも気を張って駆けずり回って仕事してる自分から降りて、この人には心の底から安心できる、って感じのトーンと喋り方がさあ、、、ハア元激務アラサー感情移入。
●ケイトの身代わりになる尾高
間髪入れずケイトの代わりに刺されに行く尾高〜!そして察する同僚たち。の話を直接できる編集長とケイトの関係性も良すぎるし。
●「命削って真実に突き進むケイトが好きなんだ」
ひいい。ケイトにとってはこれ以上ない言葉をさらっと言ってる尾高さん、2人の並々ならぬ関係性を感じる。
「ケイトがいないとつらいんだ」「今ポロッとでちゃった」「尾高さんがほしい」「全部欲しい」「死ぬほど好き」「離婚しないで」
セリフの応酬も、息遣いも、ぜんぶぜんぶさあ、、、、、、、、。尾高さんみたいな素敵なひとは芯の強いいい女に惹かれるんだ、、、、、。
一人で子供あやしてる尾高さん見てられないよ!!!!!!!
なんか最後も結ばれないからこそ、ずっとこのまま2人の関係性は結ばれないままそのまま続いていくんだろうなと思うと、余計に描かれていた期間は思い出や傷のまま残って汚されないんだろうなと、、、、切なくて綺麗だ。
宇多田ヒカルのTimeがたまらなく好きなんだけど、最後結ばれなかったことで、本当にそんな関係性で。
カレシにも家族にも言えないいろんなこと
あなたが聞いてくれたから
どんな孤独にも運命にも耐えられた
キスとその少しだけ先まで
いったこともあったけど
恋愛なんかの枠に収まる二人じゃないのよ
最後に。重岡大毅の闇落ち、めちゃくちゃハマってたな。
大河ドラマの録画溜まってるから続き見るぞ!
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