社会生活とは。
(2020年10月。下書き保存されていたメモ)
こう言ったらこういう印象与えられるかなとか思いながら会話するの最悪だなー。そういうの嫌いなのに、職場では結構やってる。というか、話しかけられたら無意識に明るいトーンで返している。全然気分じゃなくても反射的にそうしている。いつのまにか身についてしまった癖のようなもの。まぁ、それはマナーと思っているところもある。職場では、一定の情緒を保つということ。話しかけられたら、機嫌よさそうにする(・・・とまではいかなくても、少なくとも機嫌悪そうにしない)。それは社会人としての礼儀。私が周りの人に求めることでもある。でも本当のところ、私自身には全然そぐわないことだ。20代のころ、勤めていた職場の上司に「(自分を)抑圧してるな」と言われたことを、今でも時々思い出す(抑圧せずに生きている人なんているんだろうかという疑問とともに)。
朝の電車は混んでいる。座ることはできるけど、真ん前や横にぴったり人に立たれるとイライラして呼吸が浅くなる。マスクの下で深い呼吸をして目を閉じる。イヤホンから流れ込んでくるラジオの声に集中する。
朝の私はくりかえし、そうして社会に運ばれていく。