自分だけの大切な宝箱をシェアする
ラクダと獅子の2on1セッションが、ひとつの結末を迎えた。1年前に2on1を受けてくれた仲間が、この1年の活動の振り返りをする中で、ナラティブに語るをテーマにした。去年にはなかった要素、本人曰く「目玉が飛び出る」ような体験をして、自分をさらけ出すとはこういうことかと気づきを経て、今回でようやくとっておきの物語ができたという。
HOW:自分の物語ができるまで
自分の物語なのに、感情が乗ってこないナレーターがナレーションを語っているかのようだったので、これは一度私が脚本家としてセリフを書いてみようかと提案。ドラマチックに感情の移り変わりを表現し、細かい言葉の意味合いを確認しながらやりとりした。そして、出来上がった自分だけの物語は、これまでとは違い自分が大切にしているものはこれなんだなぁという思いが伝わるプレゼンだった。
WHAT:何が変わったか
自分の言葉で素直な感情を出している姿は、楽しそうで、自然体の無に近い。まわりの目を気にしたり、求められている答えを出そうとするのではない。このセッションに目的があって、型があったなら、それにはめようとして導いていたかもしれない。そんなものは全くなく、今この瞬間に没頭して話を聞いて、全身で感じる。思い付きで好き勝手してると言われることがあるけど、思い付きだからこそ、こんなアイディアが湧いて、考えもしないようなチャレンジできるんじゃないか。自分で自分の思考の枠を決めつけず、思ってもみない方向に行ったり来たりしながら作り上げていく方が、学びがありワクワクする。
自分だけの宝物
かっこいいプレゼン、フォーマット、デザイン、ロジック、そんなことはどうでもいい。SNS映えする見た目や華やかさなんかより、人には見せないけど隠し持っている自分だけの宝物はないか?これが大好きでたまらないんだよ、という大切なものを信頼する仲間に心を開いてシェアしてみる。これは言ったらだめだろうか、どう思われるかなんて気にしなくていい。宝物をまわりとシェアしていくと、お互いのコアな部分に引き込まれていく。みんなのためにも、自分のためにも披露していった方がいいんじゃないか。