9月に読んだ本
こんにちは!紡木しほです。
9月おわりました。えやばくない。3日くらいしかなかったよね?
なんだかしっかりと秋めいてきましたね。半袖でおでかけすると肌寒い!かと思えば、突然暑い日が戻ってきたり、なかなかお洋服選びが難しい。でも、個人的には、夏より空気がおいしくなった気がして毎日気分が良いです!ずっと秋ならいいのに~
さて、9月に読んだ本だ2冊でした!紹介していくね・ω・
一冊目 『慈雨』柚月 裕子
一冊目は柚月裕子さんの『慈雨』という小説です。これは、今年のナツイチに入ってた本ですね。今年のナツイチ、特典がめちゃめちゃかわいくて何冊も本を買ってしまったんだけど、そのうちの一冊です。笑 柚月さんの作品は今まで読んだことがなかったのだけど、私は刑事モノすこ侍なのでジャケ買いしました。
あらすじはこんな感じ
この小説はね、いい意味で定番の刑事モノとテイストが違っていた!ジャンルとしては一応ミステリになってるみたいだけど、事件解決よりも人間ドラマに軸が置かれたお話になっていました。
内容はまぁあらすじの通りなんだけども、主人公がお遍路で出会う人達のお話がとてもいいのよね(;_;)みんな生きてればさ、失敗とか後悔とか、心の中にずっと刺さったままの棘みたいなのってなにかしら思うんだよね。お遍路で出会う人達もそうで、それに対してどんなふうに向き合ったかを教えてくれるシーンがいくつかあってさ、なんかジーンときちゃったな!
ちょっと疲れちゃったな~って感じのひとがいたら読んでみてほしいなって思いました・ω・
二冊目 『私たちはなぜ犬を愛し、豚を食べ、牛を身にまとうのか: カーニズムとは何か』 メラニー・ジョイ
二冊目はこれ。お恥ずかしながら私はカーニズムという言葉を知らなかったので勉強になるかなって思って読んでみたよ!
いや~~~なんというか、1p目で「あ、おもてたんとちがうやつや」と気が付いちゃたよwww
私はてっきりカーニズムを多角的に分析しまっせ的な感じの本かと思ってたんだけど、そうではなくて、カーニズムをゴリゴリに批判していく感じの本だった!まあ、ジャケ買いするとこゆことあるよね!(もちろん、思想は自由だと思ってるのでこれが悪いって言いたいわけじゃないよ)
ものすごくざっくりと私なりの意訳をすると、まずカーニズム(肉食主義)とは、肉を食べることが当たり前だという信念を醸成する「システム」のことを指すらしく、必ずしも自分で選びとった主義というわけでもないってとこが大事っぽい。この本はカーニズムが支配的イデオロギーとしての立場を獲得していることに警鐘をならすことが目的なので、カーニズムの人はシステムによって知らぬ間に思想を植え付けられてるみたいな感じに描かれてるんだよね。かつての全体主義批判みたいなノリを感じたよ(※しほは今とても適当なやばいことを言ってるかもしれません)
なんかさ、私的にこの本はどういうレイヤーで主張を捉えるかによってだいぶ印象が変わってくる気がしていて、抽象化していくと「当たり前を疑おう」みたいな話になってくるのでまあそうだよねって思えるんだけど、ひとりの人間の主張みたいな感じで捉えると結構過激で胃もたれする人多いと思う。笑
とりあえず色んな考え方があるんだな~!って勉強になりました!
もし気になったら読んでみてね・ω・
(ちなみに私はお肉大好きです。笑)
以上、9月に読んだ本の紹介でした!
9月もなんだかんだで8月と同じくらいしか読書できなかったけどまあ趣味だからヨシ!みなさんのおすすめ本とかあったらぜひコメントなどで教えてくれるとうれしいです!
ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
またの~・ω・