病発覚後、初めての健康診断〜後編〜
前半はこちら。
そして健康診断が始まる。
朝イチの会場は、全体的に空いていたかと思います。サクサク進む期待大。フリースタイルリブレ2で見る血糖値もまずまずの値をキープ。
とはいえ、ゆるやかにゆるやかに下がってきていたので、やはりさっさと血液検査と胃の検査を終わらせてしまいたいところです。
しかし最初に呼ばれたのは身長・体重測定でがっかり。すぐに終わりましたが。
その後しばらく放置され、その間に徐々に空腹感も増して血糖値も下がってきたので、「血液検査はよー!」と心がセカセカしてくるのを感じていました。
ようやく血液検査に呼ばれました。
が、採血の前にいろいろ本日の健診メニューなどの確認がまたちょっと時間がかかり、聞きながらもやはり「血液検査はよー!」と思ってしまってました。
なので、話半分で聞いていたのですが。
ここで重要な確認事項に直面します。
「インスリンポンプまたはグルコース測定器を付けていないか」
です。
危うくスルーしそうでしたが、いやいや、思いっきり付けてます。
付けてます!と慌てて伝えました。
聞き流してしまいそうになったのは、事前に入力した問診票にはこの確認事項がなかったから。
その他の確認事項は事前の問診票でもあったのに、なぜかこれだけはありませんでした。
急にここで出てくるとは。
そして、「インスリンポンプまたはグルコース測定器を付けていないか」の確認事項とは、「胸部レントゲン、胃のバリウム検査、マンモグラフィーなどにより磁気に影響が出て使えなくなる場合があるが、了承するか」でした。
要するに「使えなくなっても責任取れませんよ。承知で受けますよね?」ということらしい。
替えを持ってきていない
そもそも定期通院の間隔計算で必要分しか配布されていないうえに、数日前に新しいのに替えたばかり。次の通院日までに足りなくなる
その日は夜に用事もあり、遅い時間まで家に帰れない(リブレなしで3食の食事を摂ることになる)
血液で実測するキットも持ってきていない
いろいろ考えれば考えるほど、壊れたら困る…。
しかし血糖値を気にしながら長時間胃を空っぽにするのも大変なので、できるなら今日の一度で全部済ませたい…。
どれくらいの確率で壊れる可能性があるのか?
と質問してみても、もちろん看護師さんにはわからないし下手なこと言えないのだろう。
しばし葛藤し、そうこうしてるうちに血糖値が下がってきてしまいました。
こうなるとあのグルグル回って時には逆さになるのを筋肉で支える、アクロバティックなバリウム検査はちょっと無理…。
とりあえずバリウム検査はキャンセルすることになりました。
血液検査後に食事タイムをいただけることになったので、その他のX線関連の検査については、食事タイムに検討することに。
で、食事タイムにググってみたりしたところ、クリニックによっては「リブレなど付けてる場合は受けられません」と明記してるところも多いと知りました。
過去になんらかのトラブルがあったのかな?
そんなわけで今回は無理せず、X線関連の検査は全部キャンセル。
別で改めて検査しようと思います。
検査として何がベストか、必要か、今の自分の状態で保険が利く/利かない含めてちゃんと知ったうえで受けよう。
そういえば胸部X線は、1型糖尿病発覚時の一通りの検査で受けていたことも思い出しました。
そんなわけでわちゃわちゃした割には、思いのほか早く終わった病発覚後初めての健康診断でした。
最後に備忘録的に来年の自分へのアドバイスを。
冬に受けるべし
朝イチにうけるべし
リブレの予備を持っていくべし
かかりつけドクターには事前に伝えてリブレを余分にもらっておくべし
もしもの時のために血液での実測キットも持っていくべし
受ける検査について、よく調べて整理しておくべし
特に6については、自分がいかに無知だということを思い知ったので、来年の課題にしようと思います。