頭の中ボックス

創作の魔法使い 時雨 innocent が頭の中をぶっちゃける場所として、この note を始めました。

私の部屋には頭の中ボックスっていう段ボール箱があって、その中には私が書いたメモのようなものがどっさり入っておる。

ノートだったり紙切れがいろいろ。思いついたアイデアだったり、自分を知るためのワークで書き出したものだったり。

いつかブログにまとめようと思って保存しておいたけど、もう賞味期限切れだよね。古いものは10年くらい前のやつだから。

その中でも書きなぐった系のメモがあって。

それは小さい頃から自分を表現するということをしてこなかった私が、なんとか書き出した口には出せない感情。押し込めていた自分の気持ちを、とにかく思いついたままに書く。必死。出さないと胸の中に黒いグルグルが溜まっていって口から悪魔が出てきそう。その悪魔が出ないように我慢しながらとにかく手を動かして出てくる言葉を書き留めてた。その頃はまだ、言って表現するというのができなかったんだよね。口から出すのは自然とブレーキがかかっちゃう。

そうやって必死に生み出したものだから、書いてあることは真っ暗などろどろのことでも、私にはひとつの作品みたいな気がして捨てられなかったんだよね。がんばった証、過去の栄光みたいな。

そして今見ると、自分がいかに楽に生きられるようになったのかがわかる。その時の感情は今はほとんど忘れてしまっているから。あんなに辛かったのに。

なんだか忘れちゃうのももったいないけど、ずっと持っていても前に進めない気がする。

だからそのずっと溜め込んできた頭の中ボックスを整理してみようという気になってます。記録として残しておくものを選別する。記録として残すことで、記憶からは消えてもいいことにする。

そろそろまたさらに荷物を降ろして、もう少し遠くまで進んでみるのだ。

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