#1 Serani Pojiが好きだ!!!
最近好きなSerani Pojiについて語ります。
ストーリー・テーマ性のある歌詞
よく言う「渋谷系」の音楽、私の好きなジャンルですが、中には「歌詞は可愛いんだけど意味はわからない…」という曲があることも確かです。
だからこそ、私も渋谷系の曲を初めて聞いた時はとっかかりがわからなくてスルーしてしまいがちでした。
セラニはというと、一単語、セクションごとに見ると正直よくわからないことが多いのですが、一通り聞き終わった時には必ずその曲のテーマが掴める、と私は思います。
例えば「EVE」という曲。
ここだけ見るとあんまり渋谷系っぽくないかもしれませんが、意味はわかりませんよね。
私は「完成させた」という言葉を見つけた時、「何か機械系かな?」という予測が立てました。
自分のことをワタシ(カタカナ)と呼んでいるのもそれっぽいです。
そしてその後に、「ここサビっぽいぞ」というところに到達します。
Googleで調べてみると、サボテンは1000年以上生きる植物として知られているようです。
この曲の主人公である「ワタシ」は「最後の人類」に執着心を持っていて、自身が機械でできていてほぼ不死身なので、生きているうちにその人のことを忘れないようにお墓の代わりにサボテンを植えようとしたのかな?なんて予想してみました。
次の歌詞で色々と明らかになってきます。
ということはサボテンを植えて「ワタシ」が忘れないようにしているものは、「最後の人類」ないしは「ワタシを完成させ、名前を与え、口づけをした人物」ということっぽい気がします。
頭の中に、終末世界の広大な砂漠に佇むワタシとサボテンの情景が浮かび上がってきます。
(ないしはとあるいはって意味が同じなのに逆の言葉が使われてるのなんでなんですかね!)
長くなりそうなので色々すっ飛ばしますが、最後の方の歌詞はこちらです。
なんでさっきはカタカナ表記のアダムだったのにこちらではADAMなんでしょうかね…。
というか歌詞が切ないです…!
しかし救いようのない現実…
こういうポストアポカリプス系のテーマを持つ曲は他にもあると思うのですが、そこはセラニポージ、歌詞以外もめちゃくちゃ良いんですよ!!!
ウィスパーボイスと近未来っぽい曲調
先ほど紹介したEVEを含め、セラニの曲は全体的に可愛い感じです。(弟に聞かせたらそう言っていました。)
ぴこぴこ系というか、シンセサイザーいっぱい使ってそうです。ゲームミュージックというジャンルにぴったりです。
スケールでたらららら…と上がっていく音がたくさんあって、気持ちよく聞ける気がします。
歌声はウィスパーボイスにハモリを多用したふわふわと耳障りのいい声です。
EVEのような静かで切ない曲もあれば、「bomber minmi」という曲のように破壊的(笑)な曲もあります。
歌詞を抜粋して紹介します。
これはこれで若者としては共感できて好きです。
私の大好物「架空のアーティスト」
リリイシュシュなどもそうですが、何かの作品のために作られたアーティストにも関わらず、クオリティが半端ないのです。
手を抜かない製作陣様に感謝…
しかも同時に作られた作品と楽しめるのがとてもいいです。
セラニポージは「ROOMMANIA#203」というゲームに出てくる主人公のネジタイヘイが好きなアーティストという位置付けで登場します。
ペットボトルのジャケットが特徴のアルバム「ワンルームサバイバル」には、「ラビットパニック」のようにゲームに関連させた曲がよく出てきているので、ゲームのプレイ後はより楽しめるのではないでしょうか。
セラニポージ入門曲
それでは個人的にとっかかりやすいと思う曲をご紹介します。
地球人のカラダ
僕のマシュ・・・
さよならいちごちゃん
ワンルームサバイバル
Gの世界
SpotifyやYouTubeで聞けます。
とりあえずYouTubeでは現在、デモCDを含めた5枚のアルバムを確認しております。(他にもあれば教えて欲しい…)
なんとなく「甘いもの食べすぎた!」みたいな曲多いですよね 笑。
セラニポージの曲は雰囲気に引きづられて病んでしまいそうな曲もあんまりない気がするので、ぜひいろんなタイミングで聞いてほしいです。
おわりに
セラニポージみなさま一度聞いてみてください。
きっとあたらしい世界が開けるはず!
あなたも一緒に「やっぱりセラニだよなぁ…」とつぶやきましょう!!
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