#4 HIPHOPにはまってしまった
絶対自分の好みにかすることはないだろうと思っていたラップに、ここ二ヶ月くらいではまってしまいました。
今回はHIPHOP知りたての私が、魅力を語っていきます。
独自のルールのおかげで『ありきたり』になりにくい
↑おすすめ曲1 豪華メンバー
J-popの中でもテーマが「愛」とか「初恋」「失恋」の曲は、歌詞に使う言葉が似通ってしまいがちで面白くないなと思うことがありました。
ラップのリリックを書く上では、「韻(ライム)」をどこかしらで踏魔なければならないというルールがあるらしいです。
その上、後ろで流れている音楽(トラック、ビート)に乗れるようなリリックが直良とされている気がします。
それゆえ、「細かく韻を踏んでトラックのリズムを浮き彫りにしていくようなリリックを書こう!」と意気込んだりすると、頭の中にある語彙をフル活用し、なおかつ辞書や本から言葉を引っ張ってくる必要もあります。
なので、結果的に「ありきたりな歌詞」が蔓延るのを未然に防ぐことができているということなのだと思います。
いろんなラップのフック(サビ)部分を聞いてみるのもとても楽しいです。
↑おすすめ曲2 HIPHOP初心者に聞いてほしい
あとこのチャンネルを探るのもおすすめ
曲の盛り上がりをわかりやすく付けられる
↑ おすすめ曲3 LANAの美声にやられた
ラップの曲をYouTubeで検索して色々効いてみるとわかるのですが、ラップには音程のついていない部分が多いです。
基本はずっと同じトラックを流し、その上にしゃべるように言葉を載せていきます。
だからこそ、音程がついた時の盛り上がり方は破壊力がすごいです。
さらに、サビ(フック)などの盛り上げたい部分の後ろで流れるトラックに違いを持たせることで、より盛り上げることができます。
よく耳にするポップスとの違いは、この緩急の幅がとても広いということだと思います。
↑おすすめ曲4 重すぎなくていいじゃん!と思った
いろんなジャンルとの掛け合わせができる
ラップというものはつまり、ジャズれて韻踏んでればなんでもいい(のかはわからないけど…)と思う?ので、トラックでの自由がきくところもまたいいところだと思います。
つまり決まりを守っていれば、後ろでボサノヴァを流してもいいし、MOROHAのようにアコギ一本で行ってもいい、逆にガチガチのパンクバンド構成でもOKです。
とても自由度が高いです。
↑おすすめ曲5 とりあえず食わず嫌いしないで聴きなさい
即興でやることがジャンルとして成り立っている
ジャズでアレンジ演奏を弾いたり、ギターソロで暴れ回るなどの他のジャンルでも「即興で演奏する」という文化はありますが、こんなに好戦的にやり合っているのはHIPHOP界隈ならではなのでは?と思っています。
そして、「元ネタがない状態でやる」ということも結構珍しいのではないかと思っています。
ジャズでいうと、元の楽譜があり、それを順番にアレンジして弾いていったりしますが、フリースタイルラップとなると、トラックがかけられているところに自分で考えて言葉を乗せていかなければなりません。
これだと楽器を弾いている時に起こる「手グセでなんとかする」こともできなそうで大変だ…と思いながら見ています。
自分の考えたことを新鮮なまま作品化して発表できるこの文化は今後も発展していってほしいなと思っています。
YouTubeでは、「MCバトル」などと調べると色々出てきます。
私はまだMCバトルはほぼ未開拓と言ってもいいほどなのでよくわかりません。今後掘り下げていこうと思っています。
↑鎮座DOPENESSが好きで、とりあえず見てみたもの
おすすめ曲
何曲かおすすめの曲のリンクを途中に挟み込んでおきましたが、他にもあるのでご紹介します。
↑ 私がラップにはまった全ての原因はこれです
↑ これは聴きやすいと思います
↑ 夏
↑ファーストテイクもかっこいい
元のリミックスじゃない方(伝え方わからない)もかっこいい
↑ 「〇〇買ったよー」と言ったら「一括?」と聞かれてこれかいと思った
日本のラップはダサいの?
私は全くそう思いません。
というか、「日本に関わった人により作られたラップ」という独自のジャンルを築き上げているので、そんなことはどうでもいいと思っています。
ジャンル内でダサい、かっこいいの差はあるのかもしれませんが、この「英語のラップより日本語のラップはダサい」と言うのは、私からしてみれば「ロカビリーよりテクノがダサい」みたいなこと言ってるのと同じくらい意味分かりませんでした。
そして、英語、日本語、そのほかの言語を多用していくことによる音幅の広さを潰してはいけないと思います。
おわりに
私みたいな「椎名林檎好き!大森靖子好き!Cocteau Twins好き!」という全くHIPHOPに縁のなかった人でも大丈夫です。
意外とお金稼ぐぜタトゥー入れるぜ以外のテーマの曲もたくさんあります。
ポップスとはまた違った生活を垣間見られると思います。ぜひいろんな曲を聞いてみてほしいです。
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