#2 エロティックって「エロ」なの?
リリイシュシュの「エロティック」という曲について、今私が思ったことをつらつら書きます。メモみたいなもんです…。
エロの意味はなんなんだろう…
この曲の考察みたいなサイトがあったので見てみました。そこでは「エロ」という言葉を「性」の方の意味で捉えていたのですが、私は「生」の生々しさみたいなものをエロティックという言葉に言い換えているものだとばかり思っていました。
どっちなのでしょう…。
グライドとの関係
リリイシュシュの呼吸というアルバムに、「グライド」という曲が収録されています。
私は、「エロティック」と「グライド」には同じ人物の想いが反映されているのではと考えています。(まあ作曲者も映画の世界観的にも同一人物の考えを映し出そうとしているとは思うが…。)
私の考えてみたことをまとめます。
エロティック曲中に登場する「あなた」の持つ「風のような 傷跡のような 海の響きのような エロティック」が好きな「私」。
グライド曲中での「I(私)」は空になりたいとか、風や海になりたいとか言っています。
これら二つの共通ワードから、「私」は「あなた」に強い憧れを抱いているように思いました。(もっとなんかあるだろ!!)
そして見逃せないのが、グライドの「I wanna be just like a melody, just like a simple sound, like in harmony」という部分と、エロティックの「その指で何気なく弾くメロディー」の部分は、「私」が「あなたの弾くメロディーのようにこの世にスッと馴染むような生き方がしたい」と思ったのかなあ…私だったらそう思ったと思います。わからん。
個人的に、何気なく出てくるメロディーというものはいつでも、メロディアスで誰にでもスッと入ってくるようなものだと思うので、これは「simple sound」のことだと捉えていいのではないのかなと思いました。
自分語りになってしまうのですが、私も今までの人生の中で「うだうだ悩んだ後、最終的にシンプルなものに持って行けたら成功だ」と感じたことが何度かありました。
話は飛んで…
ディズニーシー?のアトラクションで「ソアリン ファンタスティック・フライト」というものがあるのをご存知でしょうか。
このアトラクションは、「擬似グライド体験」ができると私は思います。これに乗ると、本当に自然に馴染むことへの憧れが生まれました。本当におすすめ…。私は半泣きしました。
最近読んだ押井守の「人生のツボ」
この本に、エロティックをより紐解けそうなことが書いてあったのを思い出しました。
この本自体もとても面白くて読みやすいのでおすすめです。
今探して、ようやく見つけました!
Q ノラネコにエサをやるのはだめですか? という項目です。
「わたしの好き嫌いの基準はエロスです」「温かいものがいいんですよ」と書いてあります。
正直もう眠くなってきたのでなんと書いてあったか忘れました。でも「エロティック」での「あなた」への好意・憧れというのはこういうことなのではないかと思っています。
つまり、「エロティックって、きっとエロじゃないよなあ」と思ったとかいう、そういうテーマでここまで約1300文字書きました。何を余計なことを。
もう寝ます。おわり。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?