#91 ボクがサイボウズで複業しているときに使っているツール
竹内義晴です。この番組は、組織作りやコミュニケーション、キャリアデザインなどの人材育成、複業やテレワーク、多拠点ワークといった「これからの働き方」について、ゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組が面白かった、あるいは参考になったら、フォロー、コメントなどいただけると嬉しいです。
複業人材を受け入れたいと思う企業が、何をすればいいか?
いまですね、「複業人材を受け入れたいと思う企業が、何をすればいいか?」というお話をしています。
いままでですね、複業人材を受け入れる報酬とか契約形態とか、あとはどんな業務が適しているか、みたいな話をしてきました。
複業人材を受け入れたいと思う企業、必ずしも複業じゃなくてもいいんですけど、「外部の人材と仕事をしよう」と思い、「何をすればいいか?」と考えたとき、契約みたいなものって、通常の業務委託みたいな感じだと捉えていただくと、そんなに特別でも複雑な話でもないので、やろうと思えばできるんじゃないかなって思います。
肝心なのは「どうやって仕事をするか?」かも
けれども、昨日、こうやってお話しながら、「あと、何が必要かな?」ってふと思ったとき、「仕事の仕方が分かる必要があるな」って思ったんですよ。
仕事の仕方っていうのは、「どのようにコミュニケーションをし」「どんなツールを使って」「リモートというか、会社ではないところにいる人と仕事をするか」というところですよね。
それを思ったとき、なんていうんだろう? 案外、そこがネックかもしれないなって思ったっていうか、人材自体はね、外部の人材と仕事するのは全然いいと思うけど、離れている人とどのように仕事をするのかって、慣れている人は日常的にやっちゃってるから、そんなに特別なことじゃないのかもしれないんですけど、慣れてない企業からしてみると、ひょっとしたらそこが一番ハードルが高いのかもしれないなって思って。
そこで、これからですね。会社ではない場所にいる人と、「どのように仕事をしていけばいいのか?」ということについてお話をしてみようかなと思っています。
ただこれ「どこまで話せるかな?」と思いながら、いま話してるんですよね。「どこまで話せるかな」っていうのは、ツールとかの話だったらいろいろできそうだと思うんですけど、ツールじゃない部分とかもあるのかな、とか。わかんないんですけど。
でも、とりあえず話していくことによって、たぶん「あれも必要かも」「こういうふうにするといいかも」みたいなものが言語化できるんじゃないかなって思うので、まずは思いつきで、日々更新しながら話してみようかなと思います。
ボクがサイボウズで複業しているときに使っているツール
今日は、ボクが日常的に使っている仕事のツールが何かっていう話をしてみたいと思います。
ボクがフルリモートで働いている環境は、ボクの場合だとサイボウズという会社と複業をしている感じですよね。本業はしごとのみらいというNPO法人です。
複業として、サイボウズで、フルリモートで働いているときに、いくつかのツールを使っています。
コミュニケーションのツールは、サイボウズの場合は「グループウェア」と呼ばれる、情報をチームで共有して、オンラインで共有して仕事をするツールを作っている会社ということもあって、その環境は整っているから、遠隔でも仕事ができる……みたいなところは、事実としてあると思います。
だから、いま、そういう環境にない場合、そういった環境を少しずつ整えていく必要があるかなと思います。
ただ、順番で少しずつ整えていくだけで、そんなにたぶん、難しく考えなくてもいけると思います。
ちなみに、これから話すのは、ボクがいま、リモートで働いている環境です。
どういう感じかというと、これあくまでもサイボウズでの話をしますね。サイボウズの場合は、まず情報のやりとりは、サイボウズの製品である「kintone」という、オンライン上で情報を共有しながら業務を進めていくシステムを使っています。
あとはですね、主にスケジュールの管理として「Garoon」という、サイボウズの製品を使っています。
あとはメールですね。共同で1つのメールを共有しながら仕事をするツールとして「メールワイズ」っていう製品を使っています。
ほとんどの業務に必要なものはkintoneという製品の中で行っていますね。日々の……というか、常々のコミュニケーションとか、あと必要な業務の管理とかっていうのはkintoneという製品の中で行っています。
なので、複業やリモートワークをはじめるには、こういった製品を導入するということから始めるっていうのは、1つの方法かもしれません。
それは、その会社の中の業務を固定的ではなくする。いろんな方々と情報共有をしながら仕事をする。これは、必ずしも複業や社外のリモートワーカーではなく、社内でもいいんですよ。会社の中で情報共有をしながら進めるっていう部分でも、このような製品を使いながら仕事をしていく……ということです。
小さくはじめるなら、別の選択肢もアリ
一方で、このような製品を使っていくためには、さまざまな準備みたいなものをしていく必要が、きっとあると思うので、外部の複業人材やリモートワーカーとのやりとりで、一番最初「何から始めるか?」みたいなことを考えた時には、多分、おすすめは違う感じになっていくかなと思います。たとえば、まずは「情報、連絡手段をどうするか?」とか。実際にボクが、サイボウズではないほかのチームの方々と仕事をしているとき、違うツールを使ったりもしています。
会社の中で、本当に業務をガチでやるっていうんですか? ワークフローみたいなものを使ったり、業務をちゃんとまわそうと思うなら、kintoneのような製品を入れた方が断然いいと思います。
一方、外部のメンバーと、ちょっとした業務のやり取りみたいなところからはじめるのであれば、他のやり方から始めて、ステップアップしていくのもいいんじゃないかなと思います。
明日は、リモートで、離れている人たちとの連絡手段どうするかっていうお話をしてみたいと思います。
というわけで、今日の話はここで終わりにします。バイバイ。