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#93 複業人材・テレワーカーと仕事をする最初の一歩。このお話の対象とスタンス

竹内義晴です。この番組は組織作りやコミュニケーション、キャリアデザインなどの人材育成、複業やテレワーク、拠点ワークといったこれからの働き方についてゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組が面白かったあるいは参考になったらフォロー、コメントなどいただけると嬉しいです。

複業人材や外部人材と仕事をする「最初の一歩」についてお話しています

いまですね、複業人材とか外部人材と仕事をしていきたいと思っている企業が何をすればいいか、最初の一歩は何かっていう話をしています。これまでは報酬とか契約形態とか適している業務とかそういった話をしてきました。

いまは「最初の一歩」ということでね、ツールのような話をちょっとしだしているんです。というのも契約とか報酬とかそういうことはわかったとしても、実際に外部の人材と仕事をするときって、テレワークで働くことになると思うので、そもそもテレワークに慣れていないとそこが足かせになるなって思ったんですよね。

「できるだけハードルを下げたい」――このお話の「対象」と「スタンス」

昨日はコミュニケーションのツールについて話をしました。まず「チャットツールっていうのを使ってみたらどう?」ってお話をしたんですよね。

今日、何の話をしようかなと思いまして。ちょっと戻っちゃうかもしれないんですけど、いま、このお話している対象やスタンスについてお話をしようと思ったんです。

というのも、テレワークの話をする際に、話す対象によって、話す内容って違うんじゃないかなと思うんですよ。すでにテレワークをある程度やっていて、さまざまなツールを使っていて、どんなツールが最適なのか……みたいな話もあるかもしれません。

一方で、まだテレワークにあまり慣れていない、あるいはやってもいない、そういう会社さんもたくさんあるんじゃないかなって思うんです。

そういった会社さんにとって、ツールの話をあれこれすると、多分すごくハードルが高く感じるかもしれなくて。たくさんのツールがあって、どれがいいのかわからない……みたいになるんじゃないかな? と思って。

あとは、さすがにみなさんね、会社でパソコンを使っているでしょうし、インターネットで調べ物とかもすると思うので、ネット環境はさすがにいいかな? と思います。でも、自分たちが「会社の外で仕事ができるか?」っていうと、まだできないっていう会社さんも、すごく多いんじゃないかと思うんです。

そういったときに、外部の人材とどうやって仕事をするのか? っていったときに、イメージがつかない、あとは実際どうやればいいのかわからないっていう企業さん、あるいは、そういう方も多いんじゃないかなと思っていて。

なので、「最初の一歩」のお話をするにあたっては、できるだけステップ小さくしたい。ハードルできるだけ下げたい。あまり経験がなくても、「それだったら、ちょっと始めてもいいかな?」って、思っていただけたらいいなと思っています。

「働き方を変えたい」のではなく「企業が抱えている課題を解決したい」

このポッドキャスト & note自体がそうなのですが、いま、お伝えしたいのは、「働き方変えようぜ」というよりは、「課題を解決したい」んですよね。これから、働き手が人がどんどん減少していく中で、人手不足の課題が起こったり、多分、効率化のようなことをしていく必要があると思っています。

そのときに、自分たちだけでできればいいんだけど、「どうすればいいのかわからない」といった会社さんも出て来るでしょう。そういったときに、外部の人材がちょっと手伝ってくれるといいかもしれない。そのハードルをできるだけ下げたいし、「課題をどう解決するか」というところに着目したいんです。

いままで、テレワークのような働き方にあまり慣れてない会社さんや組織のみなさんが、できるだけ小さなステップで、できるだけ新たなコストをかけることなしに始める。その辺りをイメージしてお話をしています。

なぜこのようなイメージでお話しているかというと、ハードルが高いと、そこで断念しちゃうと思うんですよね。

ハードルが高いことは、なかなか続かないから

この間のコロナ禍のように、強制されたらやるしかないし、当時は「出社できませんよ」と、「うちにいてください」と、いい意味での強制力が働いて初めて、各社がテレワークに取り組んだと思うんですよ。だけど、幸いなことに、地方の方ではね、あんまりコロナ禍の感染の広がりが都市部に比べると低かったから、そこまでやる必要がなかったんですよね。

そういった中で、やっぱりこういう言葉が適切かわかんないんですけど、取り組む必要がなかった。ゆえに、そこまでテレワークをする必要がなかった。というのが実際だと思うんです。

そういう企業にとって、新しいことに取り組むのって、気持ち的なハードルもあるし、そこに楽しさとか面白さとか、あるいは「こうやるといいんだなぁ」みたいな、そういった新たな発見みたいなものがあって続いていくと思うんで、まだそこを目指したいんですよね。

なので、ツールについて話し始めればいっぱいあるし、優れたツールとかたくさんあると思うんですけど、今回はあえてそこにはあまり踏み込んでいません。

あと、これちょっとおかしいな話かもしれないですけど、ボクはサイボウズで働いているので、当然、自社の製品を勧めたいと思うわけですよ(笑)。だけど、初めて取り組む会社さんにとって、できるだけステップを小さくしたい、ハードルを下げたいって思ったとき、「ほかに、伝えること、できることがあるんじゃないかな?」と思って。

それならば、まず、コミュニケーションのやり方かな? ということで、昨日はチャットツールについてお話したんですけど、チャットツールだって、使いやすい/使いにくいなどいろいろあるわけですよ。あと、個人の好みみたいなのもありますからね。いろんな流派みたいなものもあります。

そこに踏み込んでいくと、使いやすい/使いにくいみたいな話になりがちなので、「まあ、それはお好きに使ってください」という感じ。

できるだけ負担が少なく、そして、続けられるように

それよりも、最初の一歩としたら、Facebook Messengerとか、あとTwitterやってる人もいるかもしれないけど、TwitterのDMとかでもいいんでしょうけど、できるだけ多くの人が使っていて、できるだけ負担が少なくっていうところを考えると、SNSのメッセンジャーみたいなとかが一番手っ取り早いんじゃないかなと思います。

というわけで、今日は、いまお話ししている、複業人材やテレワーカーと仕事をする最初の一歩の「対象とスタンス」についてお話をしました。繰り返しになりますが、ボクは「働き方を変えたい」というより、「置かれている課題を解決したい」と思っているので、これからもそんなスタンスでお話していきたいと思っていますし、あとは、できるだけ小さなステップでね、始められたらいいなと思うので、あたりを目的に、これからもお話ししていこうと思います。

じゃあ今日の話はここまでです。バイバイ!

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