#133 地域の人事部(仮)のビジョンを実現する取り組み
竹内義晴です。この番組は組織づくりやコミュニケーション、キャリアデザインなどの人材育成、複業やテレワーク、多拠点ワークといった「これからの働き方」について、ゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組が面白かった、あるいは参考になったらフォロー・コメントなどいただけると嬉しいです。
この番組を収録している今日は8月11日なんですけど、今日、休日なんですよね。今日からお盆の連休という方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。周囲の道もだいぶ混雑してますね。だいぶ人出が出ているようです。
そういったこともあって、ゆるめな話をしていければいいかなと思います。
地域の人事部(仮)のお話をしています
いま「地域の人事部(仮)」の話をしています。「いま、取り組んでいる」というか、「これから、取り組んでいく」というか、そのプロジェクトに対するビジョンであるとか、「何のために」という背景であるとか、そういったことを、ここ何日かお話しています。
昨日は、ビジョンの短めな言葉。シンプルな言葉を決めた……という感じですね。
いま、僕、何も見ずに話しています(音声収録時)。何も見ずにというのは、ウェブサイトや、何か資料を見ながら……というのではなく、何も見ずに話をしています。昨日決めたビジョンは
「しごと」で、地域とつながる
です。
「何も見ずに言える」っていうことが、僕は大事だと思っていて。シンプルであればすぐに記憶できるし、すぐに伝えられるから。
「しごと」で、地域とつながる
いまのところ、「悪くないかな」という感じがしております。
これ、改めて思ったんですが、全部をひらがなにして、
しごとで、ちいきと、つながる。
でもいいかもしれませんね。「しごとで、ちいきと、つながる。」って、ひらがなにすると全部4文字ですね。ゴロも良くていいかなと思います。まぁ、これは追々決めていこうと思います。
ビジョンの先の、具体的な取り組み
ここ何回かで、プロジェクトに取り組む背景、目的、そして、ビジョンと決めてきました。この後は、「具体的に何をしていくか」ということになりますね。
昨日もお話ししたんですけど、『「しごと」で、地域とつながる』と考えたときに、視点としては大きく3つあります。
都市部→地方
地方→都市部
地方→地方
それぞれについて「これをやっていく」っていう、あるいは、すでにやっていることもありますが、この3つに当てはめて言語化ができると、人に説明するときも分かりやすいし、「このためにやっているのね」ということが、スムーズに伝えられるな、というふうに思っていて。
少し前に「このプロジェクトの理想を考えてみたいな」と思い始めて、こうして言語化してきたんですけど、「理想を考えてよかったなー」って思っています。
なぜならば、いままで、どちらかというと課題認識に対して「〇〇をしなくちゃいけない」という言葉づかいが多かったですよね。「人口減少が進んでいて、このままだと多分地域の企業はちょっとやばい。だから都市部の方々が地方の企業に対して複業とかそういった形で関わりをつくりたい」みたいな話の仕方が多かったんです。
けれども、理想に対して「こういうふうにしていきたいよね」っていうことに対して言語化することによって、すごく良かったのはこのさっき挙げた3つ。
都市部→地方
地方→都市部
地方→地方
この方向性がちゃんと言語化できたっていうのは、結構良かったんですよね、僕の中では。
あとは、この方向感に対してやることを当てはめていけばいいだけなので、この後、すごく説明しやすくなったなと思っています。
これから取り組んでいくこと
この3つの方向性に対して、具体的に何をしていくか? っていうのは、あるいは、もうしていることもあります。具体的な内容については、すでに動き始めているのもあるので、言え言えることと言えないことがありますが。
都市部→地方の取り組み
いま僕は、新潟県の上越エリアというところに住んでいるんですけど、そこの地域の方々と話しているのは、地域の企業群が一体となって、さまざまな関係者と、課題を解決していく。それが「地域の人事部」という考え方です。
地域の企業と、地域外の人たちとつないで働く仕組みを作るっていう部分では、都市部から地方へという矢印の流れですよね。
あと、これはまだ言えない部分がありますけど、都市部の企業の方々と、地域の企業との接点を作って、地域課題に対して、企業に勤めている方々とプロジェクトを組んで、地域課題を解決していくプロジェクトを、ここに当てはめられたらいいなと思っています。
地方→都市部の取り組み
地方から都市部の施策に対しては、正直まだそこをあんまり見えていません。
できなくはないことはあるんですよ。
「地方→都市部」っていうのは、要はフルリモートで働くスキルを身につけることによって、地元ではなかなか出会えなかった仕事が、リモートで、都市部の企業で仕事ができるようになれば、働く場所が関係なくなるから、そういった施策を打ちたいなと思っています。
具体的な内容としては、リモートワークができるスキルが身につけられればいいんですよ。たとえば、Webの知識であったり、ライティング(文章を書く)の知識であったりね。あとはSEO。SEOっていうのは、Webサイトにどうやって検索してたどり着くか? という、そういった知識であるとか。
あとはノーコード、ローコードツールですかね。サイボウズの製品でいうと、kintoneっていう製品があるんですけど、ノーコード、ローコードツール。このようなデジタル技術をある程度身につけていると、都市部の企業でも、いや、都市部に限らず、地域関係なく働くことができます。そういったことを教えられたらいいなと思っています。
ただ、これを真面目にやろうと思うと、集客とかね、そういった課題があるので、そこはまあ、追々かなという感じがしています。
地方→地方の取り組み
あともう1つ、地方から地方です。ここもまた追々ですね、お話できればいいなと思いますが、端的に言ってしまえば、地方の課題感として、若い世代が進学とともに社会に出ていくときに、街を出ていくっていう課題があります。
地域の若い世代が、地域の学校で学ぶべきことを学び、そして、地域の企業との接点をつくって働くことができる仕組みができると、地方から地方という接点ができます。
この取り組みはすでに動き始めているので、また時期が来たらお話できればいいかなと思います。
理想を描くことで、地域の人事部(仮)のストーリーが描きやすくなった
という感じで、地域の人事部(仮)的なストーリーが、だいぶ描けたなーって感じですかね。あと、本当はね、地域の人事部(仮)のネーミング。やっぱり名前をつけたいなーと思っているんですけど、そこはまた、追々になっていくかなと思います。
というわけで、明日以降も連休ですね。お盆ということもあるので、明日以降はちょっとゆるめな話をしていこうかなと思います。
今日の話はここまでにしたいと思います。じゃあね、バイバ~イ!
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