見出し画像

#296 キャリア安全性・主体性を深ぼる24―人的資本「ある分野の専門スキル」

竹内義晴の「これからの働き方」――この番組はこれからの働き方、組織づくり、地域づくりの実務家。竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組が面白かった。あるいは参考になったら、フォロー・コメントなどいただけると嬉しいです。


新潟→鹿児島へ移動

今日は新潟空港で収録してます。

明日は鹿児島、明後日は長崎で講演があって、今日は移動という感じです。

キャリア安全性・主体性についての話をしています

いまですね、キャリア安全性・主体性についてのお話をしています。

これまで、キャリア安全性・主体性について、3つの資本……つまり「人的資本」「金融資本」「社会資本」についてお話ししてきました。昨日は、いままでのまとめをしました。

人的資本は「コミュニケーション能力」「発信力・言語化力」「サクッとやれる力」「企画力」「編集力」。

金融資本は、企業では取り組みづらいのでいったん置いておいて、社会資本は「情報発信」「外に出る」「人のために仕事をする」「仕事の品質を上げる」の4つですね。これらを挙げてきました。

この中で、人的資本について、もう一個あるなと。そのもう一個とは「ある分野での専門スキル」。これを追加したほうがいいなと思って。

そこで今日は、「ある分野での専門スキル」についてお話したいと思います。

なぜ「ある分野での専門スキル」があるといいのか?

コミュニケーション能力や発信力・言語化力などの人的資本について、何か、特定のスキルというよりは「基本スキル」ということで、「持っているに越したことはないな」と思って挙げてきました。

一方で、「何ができるか?」ということを考えた時に、ある分野での専門スキルがあった方が、便利だなぁと思うんですよね。

なぜならば、周囲の人から覚えられるときに、「〇〇さんは、□□の仕事ができる人だ」みたいに認識をしてもらえた方が、将来的な仕事にはつながりやすいかな~と、思うんですよね。

「何ができるか」を周囲に示せたほうが理解されやすい

たとえば、僕の話が参考になるかわからないし、最近はいろいろやりすぎちゃって、もはや「何屋さん」と表現するのが難しくなっているんですけれど(笑)

それでも、ある分野でのスキルというのかな? 「〇〇さんにお願いをすれば、□□になりそうだ」みたいな「何ができるか」を周囲に示していくためには、ある分野での専門スキルとか、得意なこととかがあると、便利かな~という感じはします。

自分の強みや得意なことがわからないこともある

ただ、自分が「何が得意なのか?」というのは、分かる人もいるし、経験が浅い時は分からないことも多くあると思います。

なので、言語化できた方がいいんでしょうし、「わたしはこれが得意です」と言えた方がいいんでしょうけど、「わからない」というケースもあるとは思うので、僕はその「わからない」を言語化する方法については、実験はしています。

どんな人でも、言葉にうまくできるとは限らないから。

気づいていない、言語化できていない才能があるはず

とはいえ、うまく言葉にできる・できないはさておき、「こういったことは得意」とか、少なからず「嫌ではない」とか、「これだったら、無理に頑張らなくてもできる」とか。そういったことは、人それぞれあるんじゃないかなと思いますし、そういったところを伸ばしていくことができれば、強みというか、無理して頑張らなくてもできるというのは、一つの才能ですし、そういったことは、人は何かしらあると思うんですよね。

もちろん、専門的な知識があればあるに越したことはないんでしょうけど、一人ひとりの強みとか個性みたいなものが表現できれば、それだけでいいんじゃないかな~という気がします。

というわけで、人的資本について、「ある分野の専門スキル」があるといいんじゃないかなぁと思って、1つ追加してみました。

今日の話はこれで終わりにします。明日は、社会資本の「外に出る」の話を、もう少し要素分解してみたいと思います。じゃあ、今日の話はこれで終わりにします。じゃあね、バイバ~イ!

いいなと思ったら応援しよう!