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#524 一緒に仕事をするなら「理想が一致する人」と

竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織作り、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。

音声はこちら。


ここ何度か、DXに関する話をしてきました。DXの話は昨日で終わりとして、今日からまた、別のお話をしていきたいと思います。

今日は特に大きなテーマがあるわけではないんですけれども、「仕事をするなら、同じ理想を描ける人と仕事がしたい」という話をしてみたいと思います。

同じ言葉を使っても、違う目的意識

いままで、DXに関する話をしてきましたが、一言でDXといっても、この言葉を使う人のなかにはいろんな目的意識があると思うんですよね。

たとえば、DX といえばIT企業みたいなイメージがあると思いますが、DXという言葉を使うとき、当然ですが「自分の会社の商品を売りたい!」と思うのは、当たり前のことだと思います。その場合、DXを進めるのは「自社の利益を上げるため」「自社の商品を広めるため」というのが動機でしょう。

もちろん、利益を上げることが悪いわけではありません。僕もビジネスパーソンの一人として、それが悪いことだとはまったく思わない。

そもそもビジネスというのは、あるいは、仕事というのは、きちんと利益を上げてこそ、初めて成り立つものだと思うので、利益を上げること自体は、何ら恥じることではありません。

一方で、一緒に仕事をしようとするとき、同じ社内だったらまた違うかもしれませんが、特に、社外の人たちとか、多様な、様々な人たちとプロジェクトを一緒にやるようなケースの場合、時には、同じゴールというか、同じ目的というか、同じ理想に向かって仕事がしたいなと思いますし、同じゴールでなければ、一緒に仕事ができない。なんなら、一緒にやらなくていいと思っています。

僕の目的意識・課題認識

僕はいま、この、毎日のお話の中で、もう、何度も何度もお話していますが、「地域課題をどう解決するか?」という点に関心がとてもあります。

地域課題とは、人がどんどん減っていくことですよね。地域の中に人材がいなくなる。地域の企業が継続できなくなる。地域の衰退がますます進む。こういった課題認識を持っています。

その解決策として、人がいなくなるのであれば、地域の外の人たちと繋がる。働く時間や場所に関係なく、様々な方々と協力しながら仕事をする。

また、人がいなくなるのであれば、ITやデジタルの力を使って、より効率化をする。効率化した結果、あるいは、デジタル化していった結果、今まで見えていなかった課題が見えて変革が起こる。変革することによって達成感が生まれたり、「こうやって行けば、もっと良くなるよね」っていう気づきや発見が生まれて、より仕事が楽しくなる。このような未来に興味があるし、関心がある。

このように、行動の源泉は課題認識から起こっているので、単に「売り上げを上げたい」「うちの会社の製品を広げたい」というだけの方とは、おそらく一緒に仕事ができないんじゃないかと思います。

逆に、一緒に仕事がしたい方は、同じような価値観、同じような課題認識、同じような目的意識、そして、最終的には「自分たちが良ければいい」とか、「自社が儲ければいい」というだけではなく、様々な活動の結果、地域が維持できる。一人ひとりが楽しく働けるようになる。その結果、持続可能にな社会になる。

こういったところに興味関心があるので、このような課題認識がある方々と、一緒に仕事がしたいなと思っています。

毎日発信している理由

毎日こうして発信しているのは、詰まるところ、似たような興味関心をお持ちの方々と出会いたいと思っているし、そういった方々と協働できればいいなと思っています。あるいは、自分の考えを発信することによって、何かしら引っかかってくださる方とつながりたい。このような目的意識を持って、毎日発信しているのがこの番組です。

なので、僕は毎日、いろんなテーマでお話ししてますが、お話している内容に一貫性があると思いますので、もし、興味関心をお持ちいただいた方がいらっしゃいましたら、オンライン雑談でもさせていただくと、いいのではないかな~という気がしています。

というわけで、今日はただの雑談でしたが「一緒に働くんだったら、理想が一致してる人がいい」という話をしてみました。今日の話はこれで終わりにします。

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