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#622 仕事(ワーク)と休日(ライフ)の境界線
竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織作り、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。
音声はこちら。
今日のテーマ:休日と仕事
今日は12月21日、土曜日です。今日のテーマは「休日と仕事」についてお話ししてみようかなと思います。
冒頭に申し上げたとおり、今日は土曜日ですが、僕にとってこの音声収録や発信は、仕事といってもいいかもしれないです。
そういう意味では、休日に仕事をしているということになりますが、イマドキで言うところのワーク・ライフ・バランスで考えると、多分「休日に仕事をするなんて何事だ!」って思われるかもしれませんね。「何事だ!」は言い過ぎかもしれませんが。
仕事(ワーク)と休日(ライフ)の境界線
会社員という立場だったら、平日に仕事をして、休日は仕事をしない、というのが一般的な捉え方だと思います。
でも、なぜ僕が休日にも発信――言い方を変えると、仕事――をしているのかというと、僕の中ではワークとライフを、あまり分けて考えていないので、「そもそも、バランスを取るものではない」というのが大きな理由のひとつです。
僕にとって仕事(ワーク)はライフの一部。なので、そもそもバランスを取るものではなく、ライフの中にワークがある。ワークが充実すればライフも充実する、という捉え方をしているのが大きな理由かなと思います。
情報発信と休日の関係
それと、この情報発信を始めたのが2023年の4月ですが、最初に「毎日発信しよう!」と決めて取りかかり始めたのが、休日も仕事をするもうひとつの大きな理由です。
なぜ「毎日発信しよう!」と決めたかというと、いま、思っていることや実現したいことを形にしたいからというのが、大きな動機ですね。そこには「休日はあまり関係がなかった」ということです。
平日と週末の区切りがあまりない
僕は比較的、休日であろうとなかろうと仕事のことを考えている時間が多いです。日常的に仕事のことを考えているといってもいいかもしれません。
ただ、それが苦かというと、そこまで苦ではなくて。アイデアが常に降ってくるわけではないんですけど、常に仕事モードでいるというのが、僕のあり方という感じでしょうか。
なので、週末に原稿を書いたり、少し落ち着いて作業をすることもあります。あまり「週末」という感覚がなく、平日と週末の区切りがそこまでないんですよね。
むしろ、土日は少しゆっくり考えられるので、そういった時間に当てたいというところがあります。
ただ、家庭環境によるところも
ただ、これは僕の環境による部分もあると思います。
例えば、子どもが小さい時はそうも言っていられなくて、週末は子どもを連れて遊びに行くことが大きな役割だったと思います。なので、そういう環境にいる方は、ご家族と過ごすのが一般的で、それが役割だと思います。
一方で、僕の場合は幸いなことに、子どもがもう大きくなって、ほとんど手がかからなくなっているので、自分の時間に充てられる。それが僕の休日の使い方という感じですね。
逆に言うと、常に仕事のことを考えている分、休むときは意図的に休むことが必要かなとは思います。
というわけで、僕にとってワークとライフはバランスを取るものではなく、ライフの中にワークがあって、そんなに苦でもないという話をしてみました。じゃあ、今日の話はこれで終わりにします。