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五味 太郎 「ことわざ絵本」 2009年8月21日
おはようございます。自称「七味も好きな女」神垣です。
五味太郎さんを
ご存じですか?
名前を知らなくても
絵を見たらきっと、「あ~、この人ね」と
思い当たるはず。
誰もが子どものころに一度は、
彼の絵本を読んだことが
あると思うのです。
その五味太郎さんの作品展
[絵本の時間]が今、ひろしま美術館で開催中です。
先日、子どもと一緒に見に行き
展示作品の中にあったこの一冊が面白くて
つい買ってしまいました。
見開き2ページで、右ページに従来のことわざ
左ページに五味さんの創作ことわざが
絵と一緒に紹介されているのですが
五味さんのことわざが楽しいのです。
例えば…
「おぼれるものはわらをもつかむ」に対し
「すがる時はもうおそい」。
「口は禍のもと」に対し
「おしゃべりは口のおなら」。
大人風味だったり、子ども風味だったり
ことわざの味付けが絶妙。
子どもだけに読ませるのはもったいない!
と思って買ってしまいました。
大人向けには
「ときどきの少年」というエッセイもあるのですが
こちらは独特の視線で、少年の日々のことが切り取られています。
(VOL.1109 2009年8月21日配信 メールマガジン あとがきより)