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一寸先も…野球⚾️

4/22土曜日。この日は、肩と背中がガッチガチに凝りました。とにかく寒くて縮こまってしまう日でした。前日は少し動いたら汗が出るような日でしたし、この日は「寒くなる」という予報は聞いていましたけど、あそこまで寒くなるとは。

薄着で外出したことを後悔したのは、大井競馬場前駅に着いたとき。海が近いせいかめちゃくちゃ寒かったです。兵庫から来た観戦仲間とその友人の方と合流して、寒さを紛らわすようにバカ話をしながら(バカ話は私だけですが)目的地、大田スタジアムへ!

大田スタジアム

すごくきれいな球場です。
この日の目的は首都大学野球2部、城西大-獨協大。前述の兵庫の観戦仲間が推す、下関国際→城西大の賀谷選手を観たいなぁ、という希望でした。残念ながらベンチにもスタンドにもその姿は見つけられませんでしたが。
首都大学野球2部は無料で観れます。それでも賀谷選手のように、甲子園出場経験のある選手ももちろん多数進学しています。ありがたいですね!

勝利の瞬間マウンドに倒れ込み喜び爆発!

獨協大5-2城西大

首都大学野球2部の首位争い直接対決となった試合は、獨協大が勝利しました。勝利の瞬間、獨協大の投手がマウンドに倒れ込んで歓喜!決して注目度が高いとは言えない首都大学野球2部リーグですが、そこで戦う選手達はもちろん本気の熱さを持っているんだ!改めてそう思える瞬間でした。

この時は寒さを忘れましたね。

サーティフォー保土ヶ谷球場

さて、そのまま首都大学野球2部を引き続き観戦でもよかったのですが、せっかく兵庫から来ている観戦仲間。元々は高校野球好きです。東京か神奈川の春季大会を観に移動しようということになり、日程と移動時間を計算して、神奈川のサーティフォー保土ヶ谷【東海大相模-横浜商業】へ。移動時間が約1.5時間。到着したら5回前後かな?という予測です。

東海大相模側観客席

保土ヶ谷球場に着くとすぐに【よろこびの歌】が聞こえました。高校野球ファンならすぐにわかる「東海大相模が得点した!」ということです。
チケットを買っていると、またもや聞こえる、よろこびの歌。どうなっているかソワソワしながらスタンドへ!野球熱が高い神奈川県、観客数もなかなかのものです。

東海大相模-横浜商業

席に着くと、ちょうど6回裏に東海大相模が3点目を挙げて0-7。ここで次の打者が打ち取られて攻撃終了したタイミングでした。

ん?次の7回表に横浜商業が無得点なら…7回7点差コールド!?我々が球場に着いて10分ほどで試合終了になってしまうぞ!?

東海大相模はこの回からエースナンバーの子安投手が登板。試合を締めにかかります。
先頭打者を打ち取り1アウト。あと2人でコールド、試合終了です。が、しかし!ここから横浜商業、伝統のY校の反撃が始まります!

続く打者のヒットから四球を含む5打者連続の出塁で2点を返し、なお1アウト満塁。ここでさらに続く打者は押し出しの四球を選び3点目。なお1アウト満塁は変わらずの絶好機!

しかし、さすがは東海大相模のエース。
そこからは2者連続三振でこのピンチを抑えて、7回表を終了。
横浜商業3-7東海大相模(7表終了)

横浜商業 Y校の反撃

反撃された後の攻撃で、東海大相模は1点を追加。このあたりはさすがです。簡単には流れを相手に渡しません。強豪と言われる高校は、なぜかこういう時に得点するケースが多いと思います。

横浜商業4-8東海大相模 試合終了

試合はそのあと、さらに横浜商業が8回表に1点を返して4-8とするも反撃もここまで。東海大相模が勝利しました。試合終了の頃には、鈍い雲に覆われながらも少し陽が出て明るくなっていました。

試合後の挨拶

7回コールド試合終了まであと2人からの横浜商業の反撃はシビれました。スコア表示だけでは残念ながら伝わることがない雰囲気、熱気、盛り上がり、どよめき、悲鳴にも似た落胆の声、そして歓声。

球場に行くってこういうことなんだ。

今まで何度も何度も味わってきた、そういう思いをこの日もまた感じたのでした。

某有名な高校野球居酒屋

さて、タイトルの「一寸先も…野球」
野球ファンはどこまでも野球。
試合が終わった後は、ご飯も野球。高校野球居酒屋「球児園」さんで楽しい時間を過ごしました。

4/22土曜日。
寒過ぎて震えるような、大井競馬場前から始まり、途中で陽が射す保土ヶ谷球場を経て、熱気溢れる高校野球ファン、野球ファンが集まる球児園さん。そして余韻に浸りながら帰宅。あたかも、冬→春→夏→秋の四季のような1日でした。そしてどこでも一寸先にも野球がありました。

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