最低でも3軒のカフェを希望
居心地がよいカフェが、最低でも3軒はある町に住みたい、といつも思っていました。
幸い、うちの近所には、ちょうどよいカフェがいくつもあり、そのうちのひとつの、店内に流れる、しぶいジャスに耳を傾けていると、よく、二十数年前に海外に行った頃のことを思い出すのです。
二十歳頃の僕は、若い頃にありがちな、世界と(勝手に)勝負しているイキリ具合で、あえて言葉も通じないような、アジアの辺境の地をうろついていました。
外国旅行でいちばん困るのは、食事だとよく聞きますが、こういう辺境の田舎では