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直感を尊重しつつ、3日程経ってから決定する
会社の経営をしていると意思決定をする事があります。
また仕事に限らず、服を買う事も、ご飯を食べる事にも意思決定をしています。
皆さんも日々の生活で意思決定をしているのではないでしょうか?
色んな本を読んだり、色んな経験や人に会ったりすると「意思決定」への考え方はバラバラでした。
「直感に従ってスピード感を持った方がいい」
「しっかり論理的に考えた方がいい」
という直感派・論理派の大きく二つがあるなと思います。
最近の僕が行っていた意思決定の考え方はタイトルの通り、「直感を尊重して3日程経ってから決定する」という内容です。
直感派と論理派の折衷案の様な内容です。
まず直感ですぐに決めない理由としては、「感情的になっているだけでは?」と思うからです。
先日、ダウンを買おうと検討していました。予算としては10,000円~15,000円程です。
色々なショップを観ていて、安くてもそれくらいの値段だったのが大きいです。
ある日別の用事で某ショップに行くと、ダウンが5,000円程で売っていました。試着してもサイズが良く、撥水加工のファスナーもありました。
直感は「買おう!買うしかない!というか値上げするかもしれないし買おう」となったのです。
ただこの状態での購入は、元々検討していた値段より大幅に安かった「驚き」に対して感情が動いただけかもしれないです。
つぎに論理だけで決めない理由としては、「自分の感情とかけ離れ過ぎた判断になってしまうと、長期的にはストレス・後悔になるかもしれない」「巡り合わせの様な論理を超えた機会をスルーしてしまうかもしれない」と思うからです。
論理的思考は感情をできるだけ排除して、客観的に考える事です。
ですが、自分の何となく感じている好意・高揚、または不快・違和感を抑圧している考え方はストレスになるかもしれません。
また、論理的思考をするための自分の知識・着眼点の枠は狭い範囲かもしれません。
「直感だけでは感情的かもしれない。」
「論理だけでは自分の感情を抑圧するかもしれない」
「論理だけでは自分の枠を狭くするかもしれない」
こういった両方のリスクを中和させる考え方が「直感を尊重しつつ、3日程経ってから決定する」です。
直感を尊重しつつというのは、「私はこう思った→なぜそう思ったのだろうか?を考える」という考え方です。
3日経ってその事に結論が出ないのなら、「感情的になっただけ」「今はそのタイミングではない」「なにかキッカケや情報が足りない」など前向き気持ちを持ちながら『保留』『スルー』をするようにします。
また今までの内容は「自分のため」に近いですが「周囲のため」でもあるかなと思います。
例えば、嫌な事があって翌日にその話をされたとします。
話の内容が整理されて筋が通っていたとしても、感情的になって言っている様に相手は捉えやすいかもしれません。
3日程経ってからの方が、考えた上で言っているのが伝わりやすく、相手も受け取りやすいのではないでしょうか。
…とまぁここまで書いておきながら、かなりの急展開ですが、僕は当日に意思決定・言動を取る事も多々あります。
今までの内容は「デフォルトの設定をそうした」という話なのです。
60~80%はそうしているといった感じです。
この標準を飛び越えてくるのは、相当なる直感。
早く言った方がいい、早く行った方がいいと自分に気づきやすくなります。
皆さんも色々意思決定する事があると思います。
ご参考になれば幸いです。
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