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場面21:教室(再び)(音楽劇「君の名は希望」24)

乃木坂46の「君の名は希望」を題材にした舞台脚本。「透明人間」と呼ばれている女子が、お調子者の男子との出会いを通してクラスの中で居場所を作っていく物語。

希(松井)が望(白川)に説得されて文化祭の舞台のアイデアを先生に伝えます。自習室と文化祭の舞台、希のアイデアがクラスを動かし始めます

そして本編4曲目の歌は、夏の歌で名曲が多い乃木坂46の夏の定番曲の1つです

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教室には松井と白川が戻っている
小平、白川と松井を見る。どうしても目が行ってしまう

松井「先生、舞台の台本のアイデアがあるんですけど」
成瀬「そうなの?どんなアイデア?」
松井「はい、これを見てもらえますか?」

松井、バッグから日記を取り出し、あらすじが書かれているページを開き、先生に渡す
先生、そのノートを受け取り、メモを読む

成瀬「大人しくてクラスで波風を立てないようにしているヒロインが主人公。クラスに転校生の男子がやって来る。ヒロインは転校生と知り合う。そこにクラスで問題が起こる。ヒロインは自分もその原因だと気づき、行動を起こそうと決意する」

先生、松井に向かってうなずく

成瀬「松井さん、いいねこのアイデア」

先生、そう言って松井に笑顔を向ける

松井「いえいえ先生」
鶴見「松井、もっと自信持てよ」
松井「そんな、私」

松井、口をつぐみ、少しうつむく。それから顔を上げて

松井「でももっと胸を張らないとね」
白川「そうだ、その調子だ」

この時小平、じっと白川を見る

清水「それにしてもずっと暑いなぁ」
村田「どこに行っても日が射してるからなぁ」
中山「だけどさ、この暑さがさぁ、何かを始めるきっかけになるかもしれない」
保田「何だよ中山。のぼせてんのか?」
白川「いや、今は熱くならないとな」

(歌「太陽ノック」)

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