スキルアップに必要なもの。自己肯定感？

普段、仕事で英語を使うことはほぼないので、英語については社会人になってから、継続的に学び続けています。手軽かつ良質な教材なのが、NHKラジオビジネス英語。グローバル企業での勤務経験のある講師が、ビジネスのシチュエーションに合わせた内容でスキットや例文を解説してくれるので、参考になります。

講師の柴田真一さんが、今年度、冒頭に話す、「語学の学習に必要なのは、継続と自己肯定感です」のメッセージになるほど～と思いました。ちなみに昨年は、「クリア＆コンサイス、そしてパーソナルタッチを付け加えましょう」とよくおっしゃっていたのも印象に残っています。

さて、この「自己肯定感」、少し意外に感じました。自己肯定できないからこそ、学ばなくちゃ！と思うのではないかなと。私は英語がしゃべれない。英語が苦手というように。
また、自信家よりも謙遜を美徳とする日本の文化では、「私、英語を話せます」と言う勇気が持ちにくいのでは。周りを見ても、優秀で仕事の経験が長い人でも、コミュニケーションが上手く取れないときに、「私の理解力が足りないこともあるからだと思うのですけど…」と前置きしているケースがあります。

客観的に、そして批判的に見ることも大切なことですが、コミュニケーションスキルの場合は、自己肯定感をもって、学んだことを生かしてみる。そして、さらにブラッシュアップする。このサイクルが重要なのではないかと気付かされました。

自己肯定だけでしていると成長はないですが、そもそも勉強しようと思った時点で、自分の弱点や課題に気づいているはずですからね。継続して学んだことについては、ちゃんと肯定してあげることも大事かな。
そして、スキルは使ってこそなんぼ！自己投資した分は、さらに増やしていきたいと思います。