島耕作ばりに平社員から社長へ、そして会社を上場させるまで②
知人に、「リアル島耕作」と表現されたことがある私の、「平社員から社長へ、そして会社を上場させるまで」の第2回目です。
今回は、前回の「よくある質問」の解答編のような内容です。
① IT業界なのになぜ転職しなかったのですか?
→今いる環境で必要としてくれている人がいて、それに報いることが先と思ったから。そもそもテンダでやりたいことがいっぱいあったから。
※あと、ただの負けず嫌いです。
②引き抜きとかなかったの?
→ありました。ありがたいことに、めちゃくちゃ好条件の時も。でも、①に近いというか、一緒にやってきた仲間とかこのメンバーでまず結果を出す方が先と思いました。※あと、いくつかは好条件すぎてビビっていたのかも知れません。
③ 起業しないの?
→考えたことはあります。でも、それは社会貢献するための手段の1つでしかなくて、起業が良いとか、悪いとか、勤めることが良いとか、悪いとか、それはビジョンやステージによって異なるかなと。フリーでも、起業しても、多くのステークホルダーとさまざま関わることには変わらないし、支えていただけることも変わらないと思っています。
④ 上場した会社の社長になれば?
→上場に関心があるのであれば、上場企業の社長になればよかったのではないかと言われることもあります。特に上場企業の社長になりたかったわけではなくて、今いる組織やサービスをより多くの人に届けるための手段としての上場と考えていましたし、できることなら上場自体を自分が社長の立場で実現、経験したいと思っていました。※あとは、社長として上場を経験するチャレンジの重要性も感じていたのかも知れません。上場というステージのある状態も大切ですが、ステージまで創り上げるプロセスの重要さを感じていました。
⑤雇われ社長はメリットないよ?
→そんなことはないです。オーナーCEOという大きな存在がいてもらえるから、No2としてCOOとして力を発揮できることも大いにあります。個人的に、経営はアートだと思っています。たいていの経営者はアーティストです。雇われている社長かどうかは、自己表現をするアートの手段の1つでしかありません。起業して、自由度が増すことは多くあると思いますが、結局株主がいて、ステークホルダーがいる中で、自己表現をする手段としては同じだと思っています。
※この「経営はアート」部分、少しややこしいので興味のある方がいらっしゃるようでしたら、別で気が向いたら書かせていただきます。
このような至らない私ではありますが、少しでも関わってくださった方々の努力の積み重ねのお陰で、今があると心から感謝しています。
特に、今はテンダを卒業されたメンバーも含めた社員のみんな、お客様、家族や友人も含めたパートナー、株主の皆様のご支援があってのことと痛切に感じています。
このようなご支援の元、上場してスタートを切りました。
本当に感謝してもしきれません。
「ITサービスで人と社会の価値を創出する」というビジョン実現に向けて、企業スローガンである「SHINKA経営」の実践により、ワークスタイル変革ソリューションとデジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて、働く時間の効率化や充実、人々の余暇の充実に貢献し、人と社会に豊かさを提供します。
株式上場という新しいステージに立ち、チャレンジさせてもらえることを心から嬉しく思っています。これからも、初心を忘れず、社会や責任と向き合って付加価値の向上による社会貢献に努めて参ります。いま私にできること。それに邁進します。
皆様のご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。
社長に聞く「株式会社テンダ」
https://money-satellite.matsui.co.jp/movie/investment/venture/mv-r04rkxo8UXAb.html?fbclid=IwAR05TlUgaKFNHuWlXvsva9HX8KB4u56WHepooL3esact5YNcOGGJgXojR18
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