見出し画像

ジェンダー平等に乗る小男が痛い

まあ、今日のタイトルでほぼ言いたいことは言えてる。稀に出くわす、唖然としてしまう男たち。さすがに私の同世代ではまだ見たことはないが、20代30代では、公然と男の権利を主張する輩がいる。男として恥ずかしい。

男と女は肉体的に、体力的に違うのにそれすらあたかも平等だと言わんばかりに、同じボリュームの力仕事を女性に求める男。どこかの国のトランスジェンダーボクサーじゃあるまいし、男と女が同じリングに立つなよ、と言いたくなる。

私見として、男の化粧はかまわない。自分が若い頃は、眉毛を描く程度でも変態扱いされたであろう。私は若い頃、洋服が大好きで、当時のDCブランドのお店を見て歩くのが好きだったので、化粧にも憧れていたが、まだ男が化粧できる時代じゃなかった。ユニセックスなファッションは嫌いではないが、当時はハードルが高かった。今は自由。その点では良い時代になったと思う。

男らしく、女らしく、という言葉はあまり使われなくなってしまった。ここでその定義をこと細かにすることもできないが、いろいろと勘違いするヒステリーが発生しないように、ひとつだけハッキリさせた方がいい。最終的に男は女を守るもの、ということを世の男は認識するべき。これだけはっきりさせておけばよい。その覚悟さえあれば、アホくさいジェンダー平等に自分の判断を振り回されることはない。言ってしまうと面倒に巻き込まれるので、思っておけばよい。

肉体の構造が違えば当然、精神構造にも違いは出る。二つを別物として扱うことはできない。男と女の精神構造の違いに起因する男女それぞれの性格的特徴というものは、必ずある。男って〇〇だよね、女って〇〇だよね、という与太話も最近聞かなくなり、そんな話を持ち出そうものなら、古い人扱いをされてしまうが、もっと男と女の違いについて議論をして、深く考えることが大切。そんな話を持ち出すな、でストップするのは、まさに思考停止。盲目的に平等を信じると、人類、少なくとも日本人は、子孫が途絶え滅びるだろう。まあ、そうでなくとも滅びの道まっしぐらなのだが。

男と女は違う人間だと言うことをはっきり認識し、その違いを深掘りする。そうすることで、女性差別の馬鹿馬鹿しさも、男の愚かさも見えてくる。男の方が優れている分野、女が優れている分野、それぞれある。苦手分野も然り。そこをしっかりと見つめ直せば、短絡的に、昔のような「男は外に出て仕事、女は家庭を守る」だけでない、新しい男女役割分担の枠組みを作れると思うのだが。もう、みんな極端な議論ばっかりで嫌になる。


いいなと思ったら応援しよう!