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退職してわかったこと。好きなものが価値になる。

世間体がゆるい(気がする)

この記事は↓こちら↓の続きの記事になっていますので、
もし興味のある方はぜひ読んでみてください。

「辞めた後の周りの視線どう?」といった話です。

コロナショックが起こってから「人々の価値観が絶対的なものになった」という話を聞いて「なるほどなぁ」と心から実感しました。
簡単に説明しますと
まず、価値観を大きく2つに分けると「相対的価値観」と「絶対的価値観」に分かれます。

相対的価値観
これは、人と比べたときに違いがはっきりわかるものを大切にするという価値観についてです。例えば、「年収が高い」や「最年少で○○」など、人と比べて初めて凄さがわかるものです。
絶対的価値観
これは、「自分はこれが好き」という価値観です。
例えば僕だと、「海(ダイビング)が好き」や「キャンプの焚き火を見る時間が好き」など「誰がなんと言おうとこれが好き」という価値観。
なので、他人の意見などはあまり関係ないものです。

コロナショックが起こる前は、「相対的価値観」を重視されており、成長して他人に勝ることがかっこいい、いわゆる起業家ブームみたいなものがありました。
しかし、コロナが起こった途端、そんな相対的価値観が揺らぎました。
実際、僕自身もそれは感じていて、相対的にみて凄いものが崩れたりしていく中で、「あの人こんな時になにしてんだよ(笑)」みたいな人が少し輝く場面が何度かありました。

例えば、世界中がコロナでてんやわんやしているときに、タイの山奥で暮らしていて、突然意味もなく小屋を作り出したバーグハンバーグバーグ元代表のシモダテツヤさんなんかは最高でした。(笑)

僕の知り合いでも、なぜか和歌山の山奥(実際に行きましたが本当に山奥)で梅農家をしている変な先輩がいますが、会ってもSNSでも相変わらず面白くてちゃんとファンになりました。(また近々、梅酒飲みに行きます)

話を戻しますと、このようにうまく相対的価値観に乗っかって絶対的価値観を伝えている人が応援されやすい時代になりつつあるらしいです。

つまり、絶対的価値観を重視されやすくなってきていまして。

「海を見ているとき」「本を読んでいるとき」「料理がおいしくできたとき」など、だれが何と言おうとこれが好きだという価値観が大切にされる空気がかなり強くなったように感じております。
(たぶん、何年か周期でまた相対的価値観が大切にされるときもくると思いますが笑)

今の時期は仕事を辞めるタイミングとしては、
「周りの共感を得やすいタイミング」であると思います。
実際僕も、「応援しています」と背中を押され退職いたしましたし、文句を直接言ってきた人は一人もいませんでした。

転職についてもですが、企業自体も様々な動きで手がいっぱいであまり採用をしておらず、やみくもに転職活動をするよりもスキルアップをして時間を過ごすことが妥当な時間の使い方だと思います。
そういう面でも、一度仕事を辞めて、ゆっくり身も心も休めて、失業給付金+職業訓練を受けて(わずかではありますが)スキルを手にすることはかなりおすすめです。

仕事ってなんなんだろう

最後に転職どうこうではなく僕の辞めてから考えている仕事についての持論です。
正直、仕事とは
あなたがしたくないことをするので私にお金をくれませんか
という交渉が起源ではあるので、楽な仕事・楽しい仕事と言われると一概に全員に当てはまるものはないと思いますし、みんながしたい仕事は給料も低いです。
しかし、「え、これの何がしんどいの?」と思えることも、人それぞれあるとも思います。

例えば、以前僕は出前館で配達をして小銭を稼いだりしていましたが、前職に比べて出前館でストレスを感じたことはほとんどなかったです。
自転車にのって、サイクリング気分で街をぶらぶらしているとお金がなぜか入ってきて、なおかつ運動もできて健康。
最高じゃないですか。

ただ、運動が嫌いな人、外が嫌いな人には向いていません。

このように、向き不向きは必ずあるので、
今の仕事で精神的に病みそうなら、逃げてください。
生きていけます。日本は安全な国ですよ。

僕は仕事を辞める前は、正直かなりストレスを感じて限界手前でしたが、辞めてからはストレスもなくなってかなり楽です。

仕事をする理由の根本は「生きるため」です。
なのに、日本は仕事を理由に死ぬ人がいます。
これだけは解せません。

好きなことで生きていく精神よりも
嫌いなことで死なない精神でいきましょう。

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