【Maisya ya NZIU🇰🇪2nd】no.71

2024年9月15日 22:00

みなさま、こんにちは！
Kyalo（チャロ）です！
今週は感情の動きが激しく、疲れた1週間でした。笑
あまりポジティブなことではないことも、正直に書いています。
気分を悪くされる方がいらっしゃるかもしれません💦
その場合は途中でお読みいただくのをおやめください🙇
それではスタート！

☆土曜日のイベントに行く5人が決定！Harambee！（JUMATATU）☆

Form1G：12-hour clock system
Form1B：週、日にち、時間、分から秒へ変換とその逆

この日は土曜日ナイロビで行われる日本イベントへ参加する生徒を、主催者側に報告する最終締切日。昼休みになってようやく行く5人が決まった！
この5人、交通費の1,500円を用意するために、自分の保護者や家のご近所さんに話をして、何とか了承を得たそう。

※ケニアでは近所さんがお金を出し合ってくれる文化があり、「Harambee」といいます！

これでようやく土曜日行ける、はず。笑
最後まで油断できないのがケニアですが、とりあえずひと安心。

☆会議で数学のヘッドに物申す。我慢の限界。（JUMANNE）☆

Form1G：24-hour clock system
Form1B：12-hour clock system

この日は14時から会議。
その前の時間、13時20分〜14時で授業があったため、10分前には切り上げる予定で授業にいきました。
13時45分ごろ、教頭であり数学のヘッドティーチャーであり、CPでもある先生が教室に来て、

「会議が今から始まるからこい！急げ！」

と怒りながら、僕に言ってきました。
生徒たちが僕に「（教頭）なんで怒ってんの？？」と言ってきたので、

・14時から会議があること
・でも今はまだ13時45分であること
・会議が何時からあるかを事前に確認し14時だと言われたから、授業をしに来たこと

などを生徒たちに説明。
と同時に、流石に僕もカチンときた。笑

・この数学のヘッドは、僕のCP。にも関わらず、1月末に行った中間報告会に来ませんでした。当時、校長が「彼は参加すべきだった、ごめん」とJICA VCさんと僕に謝ってきた。ちなみに、僕は何日にあるからね、と何度も伝えたのに参加しませんでした。ただこれはケニアあるあるなので、スルーしたけど、自分はすっぽかすかつ何の落ち度もない僕に対してキレるという意味不明さ。

・いつも授業に10分程度遅れていく。ケニアで禁止されている体罰を平気で行う。（いつも自分が遅れてくるにも関わらず、人が遅れる《いや全く遅れていないけど》と「遅い、遅れるな」的なノリで怒ってきた）

・同僚たちからも、この数学のヘッドは問題視されている。同僚たちは、彼の方が立場が上だから何も言えずにいる。

など、僕が1年8ヶ月過ごしてきて、色々と彼に対して我慢してきました。今回も僕に何か落ち度があり、個人的に言われたのなら、心の中で納めたかもしれません。が、生徒たちの前で、まるで僕が悪いかのような口調でキレていってきたこと、これがどうしても許せませんでした。
というのも、学校で教員をしている上でしてはいけないことがいくつかあるのですが、その中でも最も良くない「生徒の前で教員を怒る」という行為。

・生徒は教員の優劣がわかり、怒られている教員の言うことは聞かなくていいや、となる可能性がある。

・生徒は鏡。生徒は、教員が振る舞うように振る舞う。教員が怒ると、生徒も生徒間で喧嘩したり、感情で物事を進めるようになってしまう。

など、、、色々とデメリットしかありません。
ということで、、、
会議終了間際、校長から発言を求められたので、教員が全員いる中で、「なぜ怒って言ってきたのか」について数学のヘッドに問いました。
そしてなぜその行動が問題なのか、僕から説明。

「Students tend to behave as teachers behave」

これを、数学のヘッドだけでなく、教職員全員に共通認識として持って欲しいと思い、会議で、教職員全員がいる場で、伝えました。
今まで過ごしてきて、会議で「生徒」が主語になることがほとんどなのですが、それは果たして生徒だけが悪いのか。
例えば、生徒の遅刻問題。教員も授業に遅れている。時には学校に遅れることも。生徒たちに「授業に遅れる理由」を聞いた時、「ケニアの先生はいつも10分くらい遅れてくるもん」と言われたことがあります。だから遅れていい、なんてことにはなりませんが、生徒たちの言っていることも事実。僕はそれ以上、何も言えませんでした。生徒は教員はじめ、大人のことをよく見ています。そして今スマートフォンが普及した世の中で、生徒たちは簡単にケニア以外の国の情報を手に入れることができます。生徒たちはケニアで起こっている出来事が世界の普通ではないことに気づき始めている。

そこに対する教員の想像力がまだ追いついていません。一方、その変化についていけない理由もわかります。今の社会と教員の方々が過ごしてきた高校時代の社会は全く違う。その違いを理解していくのに、ケニアだけでなく僕も、全世界の教員も苦戦している。
それでも、その事実を
　理解「しよう」としているか
　「向き合おう」としているか
は、とても大切。

会議ではそういう風に伝えました。
少しでも多くの教員に伝わればいいなと思います。

☆日本の公共交通機関はon time。返金もない！（JUMATANO）☆

Form1G：Travel timetable
Form1B：24-hour clock system

ケニアは公共交通機関の時刻表を用いて、問題を解く範囲があります！
その範囲をForm1G でしている際、日本では

僕「（ちょっと大袈裟だけど）1秒でも遅れたら、乗れないよ〜。日本は時間に厳しいんだよ〜」

と言ったら

生徒「えー！！」

と絵に描いたように驚いていました。笑
ある生徒が

「（乗れなかった場合）料金は返してもらえるんだよね？？」

と質問してくれたので、

僕「ないよ！笑自分が遅れてるんだから！」

と伝えると、再び

「えー！！！！」

と先ほどよりも驚きのリアクション笑
みなさま、これがケニアです🫶笑
（ポレポレな感じが僕は好きです！！笑）

☆今年のForm4。外でフラフラ、3人の妊娠者。（ALHAMISI）☆

Form1G：Travel timetable
Form1B：Travel timetable
Form2G：商品制作、値段設定

同僚と話をしていると、Form4(高校3年生）の話に。同僚が

KCSEまで残り1ヶ月半なのに、今年のForm4 は学習を頑張ろうという感じが見られない。
自習時間は遊び、日曜日の学習時間も教室の外に出てフラフラしている生徒がいる。
3人妊娠している生徒もいて、その子たちは学校に来てないし、、、

※Term3 はKCSE(ケニア全国共通テストみたいな）があるので、Form4 の子たちは日曜日でも登校して勉強しています

と話してくれました。色々とケニアのリアルが伺える話ですね、、、

話は変わり、学習理論のポスターを3枚作成（A4。かなりチープな感じ。笑）したので、それらをForm1の教室に貼ろうと印刷していました。
するとイケおじ同僚が、「このポスターめちゃくちゃいい！もう1枚ずつ印刷してくれ！」と言ってくれました！
一旦は渡しましたが、とてもチープな感じなので、ちゃんと（？）作り直してみました！笑
来週、イケおじ同僚に渡したいと思います！

☆体育の授業、今日はしない。約束を守れる人になって。最後までバタバタ、、、（IJUMAA）☆

Form1G：Travel timetable 演習
Form1B：Travel timetable
Form2B：体育

Form2B の体育の時間。
毎回、動きやすい格好に着替えるように伝えているのですが、この日は何人か着替えを忘れていました。
僕にとって最後のTerm なので、体育させるか、、、という思いと、それでも約束（毎回着替えを持ってきて体育をする）を守れていないから今回は体育をしないという決断を取るか、葛藤した結果、体育をしない決断をしました。
子どもたちには「約束を守れない人」になってほしくない。
その旨も合わせて、生徒に伝え、来週は必ず全員着替えを持ってくるように話しました。
体育は残り4回か5回ほど。来週彼ら・彼女らが「約束」を守ってくれることに期待しようと思います！

明日行くイベントに身分証明書が必要とのことで、急遽生徒IDを同僚と作成。
（生徒ID持ってないんかい、とツッコミ入れたくなりますよね）
いろんな人の助けをいただきながら、無事に完成。
5月くらいから、この日のために商品開発をしたり、軽めの教科横断（Business StudyとAgriculture）で授業を進めてきました。
いよいよ明日！楽しみ！でも最後の最後まで何があるかわからないので、明日の朝、タクシードライバーが時間通り来てくれることを祈るばかり、、、

◯日本人ふれあい祭り中止◯

金曜日の夜20時ごろ、イベント中止の連絡がありました。
理由は、アメリカ大使館がテロの危険性があると警告を出したため。
これに対する諸々の僕の感情はInstagram に書きました。

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ので、noteにはこのInstagram の投稿の続きを少し書きます。
9月14日(土)朝6時30分
ウキウキで学校に来た子どもたち。
同僚と2人でイベントが中止（延期）であることを子どもたちに伝える。
めちゃ悲しそうな子どもたち。
心が痛い（n+1回目）

ここにくるまでいろんなことがありました。
その全てが生徒たち、同僚たち、僕も含めて、未来の何かに繋がると信じています！

今週もお読みいただき、ありがとうございました！
多分ケニアに来て以来、5本の指に入るくらい気持ち的にしんどい1週間でした笑
それでも、ケニアの方と一緒に色々調整しながら仕事を進めていく過程は、今後の人生においてとてもいい経験になりました！
将来に活かしていきたいと思います！

それではまた来週🇰🇪

Asante kwa kusoma🇰🇪
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