【Maisya ya NZIU🇰🇪2nd】no.62

2024年6月16日 18:12

Niaje〜？
みなさま、こんにちは！
Kyalo（ちゃろ）です！
今週は1年ぶりにインスタライブしてみました！
結果は少し残念なものになりましたが…
新たな学びになる出来事でもありました。
それでは振り返りスタート！

☆スカウト8校中2位！ケニアでは突然人がいなくなる(JUMATATU)☆

近隣校で集まり、「スカウト」の大会がありました！
結果は8校中2位👏
「スカウト」の号令をかけている子は、人当たりのいい子。
「是非スカウトに入部してほしい！いろんなことが学べる！本気で何かをやろう！」
と全校集会で声をかける姿は素敵でした！

※ スカウト：各学校に、「スカウト」というものがあります。
1人が号令をかけ、それに従って8名程度で構成される集団が動く、まさに集団行動のようなもの。

集会中、少しだけ集団行動で行う掛け声を披露する場面があったのですが、そこで校長先生に無茶振りするも、校長先生もノリよく掛け声をしていました。笑
校長先生は生徒のランチ中もたまに校舎内を歩いて、子どもたちとコミュニケーションをとっている姿を見ます。
素敵な校長先生。
校長先生にとって来年が3年目の年なので、そこで少しでも蒔いた種の結果が出てくればいいなと思います！

話は変わり…
Term2 から新しくきた先生と、僕がいる理由やJICAについて簡単に話をしました！
僕が「いつまでNziuにいるの？」質問すると、「permanentだからずっといる。マダム◯◯とSwitchしたんだよ」とのこと。
2名女性の先生がいなくなったのですが、そのうちどちらかとswitchしたということのよう…
ケニアにいると、お店でも学校でも突然、店員さんや教員がいなくなることがあります。
日本だとなかなか考えにくいですが…笑
これも文化ですかね…笑

☆急遽Games 第２弾。政府からの視察もあり、先生方バタバタ(JUMANNE)☆

日程が変更したようで、急遽再びGames！
ンジウの学校にあるグラウンドが使用できず、子どもたちは近隣校へ移動。
先生たちも引率で行くため、学校の授業はほぼ自習。
日本のように思い切って「学校行事」とすればいいのですが、そういうこともなく。

また、この日は政府からの視察がくるため、学校にいる先生は先生たちでドタバタ。
校長先生から日曜の夕方に「月曜日朝6時半に集合して、授業計画など見られてもいいように準備して！」と連絡が。
普段から行っていれば、急遽何かをする必要はないのですが、、、笑

2つ、もっと効率よくできるよな〜と思う出来事でした笑

☆ Aligatou の輪(JUMATANO)☆

水曜は週の真ん中ということもあり、いつも早めの帰宅。
夕ご飯を食べに行く途中、後ろからPrimary の生徒が走ってきて、「Sige！How are you？Aligatou！」と言ってきてくれました笑
最近、子どもたちがよく「Aligatou」「Matane」と学校外でも言ってくれるようになりました。
特にPrimary の生徒はまだこの先もNziuにいると思うので、2代目の隊員さんへいいお土産になるかなーと思ったり思わなかったり。

☆生徒の自習監督をしているクラスティーチャー（ALHAMISI）☆

Form1Gの2限目に数学の授業があるので、授業開始5分前にクラスに行くと、クラスティーチャーが自習についていました。
日本では自習中、先生がつくことは当たり前ですが、ケニアで初めて見たので、感動…
（とても失礼ですね。笑）
しかもそのクラスティーチャーは以前note に書いた
　・中間報告のスライドをpdfで欲しいと言ってきた
　・体罰は効果がなく別の方法がないかと相談してきた
先生。
本当に小さな出来事ですが、ここNziuにいる先生方の何人かがいい方向に変化してくれていて、心が熱くなりました。

今までやってきたことを変えるのは難しい。
それはケニアだけでなく、日本でもどの世界でも同じ。
今ここにいる先生たちが「当たり前」や「普通」を疑って、「挑戦」しようとすること。
それを全力でサポートしていけたらと思っています！

☆立体をマス目を使って描く！（IJUMAA）☆

朝のAssemblyは、成績発表から始まりました。
僕的に意外だったのは、数学の成績がいいForm1G が1Bよりも全体の成績は悪いこと。笑

1B：立方体の表面積
1G：直方体と三角柱の表面積

昨年は時間に余裕がなくできなかった、
　立体をノートのマス目を使って、Handsome に描く
ことを今年は意識してやっています！

　※ 子どもたちが「先生！僕の描いた立体はHandsome??」と聞いてきたので、Handsome にしてます笑 「人生、ユーモアが大事」という教訓を実行してくれている子どもたち。笑

これがなかなかの戦い（生徒と）になるのですが、今きちんとマス目の使い方を教えておけば、この先困らないと思うので、粘り強くやっていこうと思います！

◯インスタライブ！そこで見えた視野の狭さ◯

子どもたちに事前予告し、許可を取って金曜日にForm1Gでインスタライブをしました！
アーカイブ配信を観てくださった方から、「中指を立てている生徒がいない？」と連絡があり、確認後、アーカイブ配信は削除。
観てくださった方には大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。
改めて、失礼いたしました。

ただ、僕にとっては子どもたちと一緒に学ぶいい機会だと思っています。
いつの時かのnote にも書いたのですが、Nziuの子どもたちはNziuで育ち、Nziuで生涯を終える子がほとんど。
きっとケニア全土、地方に行くとそういう傾向がまだまだあるのだと推測しています。
普段、友だちの間でやっている冗談が世界的にみると、「侮辱」行為である可能性がある。

「ケニアの人たちはそれを知らないから仕方がない」

例えば街で「チンチョン」と言ってくる人に対しては、僕はそう思っています。誰にも教わる機会もなかっただろうし。
でも、ンジウの子どもたちは違う。僕がいる。
来週、「中指を立てる」という行為がどういう意味を持つのかなど、子どもたちと一緒に話し合ってこようと思います。
そしてンジウの子どもたちから、ケニア全土にいろんなことを広げていけるよう、引き続き精進していきます。

今週もお読みいただき、ありがとうございました！
上述したインスタライブは、どこか重たい内容になってしまいましたが…笑
昨年、noteだけでなくインスタライブを通じて「リアルを届けたい」という思いから行っていたのですが、恐らくいろんなハードシップにより、すっかり記憶から抜け落ちていました笑
アーカイブ配信（既に削除したもの）は過去最高に動画が再生されていましたので、定期的に開催したいと思います！
Noteの読者の皆さま、是非フォローしていただき、子どもたちのリアルの様子を見て頂けたらと思います！

来週はテストからのMid term Break に入るので、活動も残すこと3ヶ月ほどになりました。
最後まで子どもたちのリアルをお届けできるようやっていきますので、よろしくお願いいたします！

それではまた来週🇰🇪

Asante kwa kusoma🇰🇪
Tutaonana wiki ijayo🇰🇪

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