【Maisya ya Nziu🇰🇪】no.40

2023年9月24日 23:52

Hamjambo〜？
みなさま、こんにちは！
Kyaloです！
週刊も40回を迎えました👏
いつもお読みいただき、ありがとうございます！
今週も振り返っていきたいと思います！

☆JUMATATU☆

先日行われたOpener Examの丸付け！
どちらのクラスも計算問題の応用（文字の入った分数の四則演算）や因数分解、連立方程式の正答率がかなり低い（ほぼ0%）結果となりました。
九九の計算は確実に速くなっているので、次のステップとして計算の難易度を少しずつ上げていこうと思います！

☆JUMANNE☆

先日つけたExamの点数を付けました！
結果は、今まで持っていなかった方のクラス（1B）が前回よりも点数が良くなっていました。結果だけが大切なわけではないですが、まずは子どもたちに前回よりもいい成績を取ってもらうことで自信を持って欲しいと思っていたので、いい方向に向かうといいなと思っています！

◯授業◯
1G：基本的な面積の計算だと8割くらいの生徒が正解していました。何より、掛け算が早くなっていることに感動…
ただ図形が複雑な形になったときに手が止まっている子が多かったので、図形を実際に作ったりすることで理解を深めさせたいなと思っています！
（授業時間が圧倒的に少ないので、できるかどうかは微妙ですが…）
1B：最近何度も書いていますが、積み重ねのなさを感じています… 授業中に自分で考えたことを表現したり、ちょっと集中力が切れそうな時に自己をコントロールできなかったり… 焦らず少しずつやっていきます…！

授業後、From4 のKCSE（ケニア版、全国共通テスト）の模試の試験監督をしました。
理科のテストだったのですが、試験中に実際に実験を行っていました！
火をつけるのもマッチを使っていて。
日本だと色々と規制がかけられているため、考えさせられるひとときでした。
（ケニアの子どもたちは日常的にマッチを使っています）

☆JUMATANO☆

火曜の授業より、今日の授業はどちらのクラスも良い感じに食いついてきてくれました！
（本当に毎日一喜一憂）
昼食後、次年度の生徒会メンバーを決める会議を行いました！
メンバーはクラスティーチャーの推薦ということですが、決め手は「成績」が大きく影響していて、やはり成績のいい子がなるような感じでした。先生によっては「成績が悪い子も生徒会にいれ、目的と意識をちゃんと持っていれば、リーダーになりうることを全体に知ってほしい」と考えている人もいました！
ただ、
・クラスティーチャー推薦なのに生徒の名前やクラスが間違っていたり
・昼食中全教員がいたので、昼食の時からミーティングすればいいけど、雑談していたり
などなど。ツッコミどころは満載でした。笑

☆ALHAMISI☆

3コマの授業の日。
この日は午後最後の時間帯に2コマ続けて授業があり、子どもたちが疲れているかなと思っていたのですが、全く疲れておらず。
図形の面積を求めている授業だったのですが、比較的に得意な子が多く、自分のノートに丸つけをして欲しいこともあって、「ティーチャー！」や「Mwalimu！！」コールがすごすぎました…笑
（我先にまるつけして欲しいので、めちゃくちゃ叫んでくる。でもその数学に前向きな姿勢を大切にしたい）

☆IJUMAA☆

朝のassemblyで次年度の生徒会メンバーの発表があり、同時に今年度の生徒会のメンバーへ労いの言葉がありました！そして今年度の生徒会メンバーは来週の金曜日にナイロビに連れていき、劇？を見せるとのこと。日本との違いが興味深いですね…笑
加えてこの日はForm3のファミリーミーティング。次年度の進路について話をしていました。この日も、各教科の先生が保護者と生徒たちに３者面談を行っていました。

◯授業◯
1G：扇形の面積を求める問題を解くのが想像以上に早かった！
また立体の表面積の学習に入ったのですが、同期の任地で授業をした時にかなり苦戦したため、模造紙で簡易的なcubeを作りました！
立体を見せる前に、
僕「立体はいくつ面がある？」
👦生徒たち「2つ！」
と答えてくれました！笑
そこで作った立体を見せ同じ質問をすると、みんな口を揃えて「6つ！」と言い直してくれ、理解してくれていました！
時間があれば本当は一人ひとりに立体を作らせたかったのですが、時間がなく今回は省きました。来年はチャレンジしてみようと思います！
1B：ファミリーミーティングのため、Form4の試験監督に行って、授業が潰れました… これもあるあるなので、どこかで挽回しないといけないなと前向きな気持ちでした笑

☆今週の出来事☆

火曜日に自分のオフィスで、僕が活動場所に来てすぐにお金をせびってきたマダムと数学のヘッドティーチャーが話していました。
そのマダムが僕の机の上にある指示棒を見て、

👩マダム：これは何に使うの？チャパ？　※チャパとは体罰のこと
僕：ポインターだよ。日本ではチャパすると、先生はクビになるんだよ
👩マダム：日本ではどうやって、悪い行いをした子どもたちに指導するの？
僕：対話をするよ。どうしてそれをすることがいけなかったか、とことん話し合う。奉仕活動（掃除とか）をさせたり、反省文を書かせたりすることもあるけど
👩マダム：それでも行動が改善されない場合はどうするの？
僕：退学させられることもある。あと正直、日本も昔は体罰をしていた時代があった。でもその体罰のおかげで、体罰を受けないために悪いことをしないっていう風に育ったり、何がいけなかったのかという本質を考えることができない人が増えてしまった。何より彼らが大人になった時に、自分で自分を律することができない人になってしまう。対話で解決していくのは時間がかかるし僕ら日本人もチャレンジだけどね…
👩マダム：実は私も最近そう思っていて、学校の子どもたちだけでなく、自分の子どもに体罰するのはどうかと…。シゲの言う通り、大人になった時にきちんとした人になっていて欲しいから、ちょっとずつ試してみようかな

赴任当初、こんな対話をこのマダムとできるとは思ってもいませんでした。
それでも、マダムが悩んでいることを打ち明けてくれて、日本ではどうしているのかを聞いてくれたことで、今回このような話ができました。
どうして話してくれようと思ったかは定かではありませんが、時間をかけることで活動場所の先生たちに刺さっていくこともあるのかなと思う出来事でした。

今週もお読みいただき、ありがとうございました！
明日でケニアに来て、ちょうど8ヶ月になります。
海外滞在が８ヶ月以上になるのは初めてのことなので、これから起こる出来事すべてが楽しみです！
（きっとモヤモヤも抱えながらやっていきますが笑）
Term3 、活動場所から任されることや頼まれることが増えてきたので、一つひとつ誠実に向き合っていきたいと思います！

それではまた来週🇰🇪

Asante kwa kusoma🇰🇪
Tutaonana wiki ijao🇰🇪