【Maisya ya NZIU🇰🇪2nd】no.76

2024年10月20日 17:54

Habari zenu〜？
みなさま、こんにちは！
Kyalo（チャロ）です！
突然ですが、今回の週刊が最後となります！！
理由は、
来週たった1日終業式があるだけで書くことがあまりなさそうだから
です。笑
ということで、これが最後の週刊となりますので、是非お付き合いいただければと思います！
今週もスタート！

☆最後の最後で発熱。気が緩む。(JUMATATU、JUMANNE）☆

土曜の夜から喉に違和感が。
日曜の朝、39度の発熱。
土曜から水曜まで試験期間中で授業がないので、学校をお休みさせてもらいました、、、
先週が最後の授業で「活動がほぼ終わったー」という気の緩みから、今までの疲れが一気に発熱として出てきた模様。笑
最後の最後まで気を抜いてはいけませんね、、、

☆採点をしに夕方から学校へ。「先生、数学を教えてください！」（JUMATANO）☆

生徒に試験の結果を金曜日までに渡す必要があるため、この日は夕方まで休んだ後、17時ごろから学校にテストの採点をしに行きました！
テストの採点中、Form4 の生徒が僕のオフィスに来て、「数学を教えてほしい」と言ってきたので採点をしつつ、数学を教えました！

余談
最近、来月のKCSEに向けて、Form4 の生徒が毎日放課後居残りで勉強をしています！

2週間後には始まるKCSE。
彼らの努力が少しでも報われることを祈りながら、僕にできることは全力でやろうと思いました！

☆オンライントーク！「授業に来てくれるのは、Shigeだけ」(ALHAMISI）☆

朝7時から、立命館宇治中学校の生徒さんたちに

「国際協働（力）って何？」

というお話をグループワークを交えながらオンラインで行いました！
詳細は後述します！

余談
「協力」より、「協働」という言葉の方が、僕的にしっくりくるので、「協働」を使ってます！

オンライントーク後、Form1B とG へ授業に行きました！
すると生徒から、

「授業に来てくれてありがとう。
授業に来るのは Shige くらいだよ。
他の先生は誰も教室に来ない。」

他の教員は何をしているかというと、テストの採点。
そう、ケニア（？）という主語にしていいくらい、テスト終了後、授業があるにも関わらず、教員は教室に行かずにテストの採点 or チャイを飲みながら教員同士でただ喋っているだけ。
じゃあ教室で、生徒たちは1日中何をしているかというと、居眠りか自習。
毎週月曜と金曜の朝礼で、教員は

「今こそが、復習をするいい機会だ！」

と生徒たちに話していました。

日本から来た僕からすると、学校にいて「自習」って違和感しかない。
「自習」なら家でできるだろ、と。笑
というか、「自習」という名のただの放置。
今はYoutube の学習動画やオンライン授業が普及し、世界のどこにいても知識が得られる時代。

・学校は何のためにあるのか
・もっというと、学校という「箱」は何のためにあるのか

ということが問われる時代で、「学校に来て自習」。
生徒は1日中教室にいて、教員が来ない中、ずっと自習。
これは、1年半前ケニアに来た時、驚いた出来事の1つであり、何とかできないかなと思っていた。
でも、そう簡単に彼らの文化や習慣に変化を起こしていくことはできませんでした。
何とも言えない気持ちは未だにあるけど、今の僕にできることは

授業時間に授業に行くこと

くらい。

「賞🥇」のシールを
日本から持ってきていたのを忘れてたので、
テスト用紙に貼った！笑

☆活動最後の授業。みんな、ありがとう。(IJUMAA）☆

朝礼で校長先生が

「週末は３連休。来週の火曜日はForm1〜3が休み、Form4 はKCSEに向けて授業があるので、通常通り学校をやります。来週の水曜日は終業式なので、Form1〜3 も学校に来るように。」

と突然の発表。
「終業式を来週の火曜日にすればいいのでは？」という思いは脇に置いておき、まさかの今日が子どもたちに授業をする最後の日となりました。

こういうこともあろうかと、テストの採点を終わらせていました。
ケニアで1年半過ごしてきた経験が活きた。笑

最後の授業は、テスト返却後にみんなで折り鶴を折りました！
以前はForm2 のクラスで行ったので、Form1 の生徒は初挑戦。
2クラスとも「あーでもない、こーでもない」と盛り上がりを見せながら、完成した折り鶴。

写真撮影後、みんなにひと言。
あることを約束し、
人生を諦めずに努力を続けること
を話しました。
最後、感極まって涙しそうになったのですが、子どもたちがその泣きそうな僕の姿を見ても、超いつも通りだったため、一気に涙が引きました。笑

感動して泣くのを堪え、言葉を詰まらせる、、、みたいなことってケニアにないんかな？ってくらい、いつも通りすぎた。
これについて詳細を知っている方、お知らせください。笑

約1年間、本当にありがとう🫶
超絶勝手にだけど、あなたたちの人生の 1年 or 2年に関われたことがとても幸せでした。
これまでもこれからもずーっと、愛してる。
MATANE。

◯こくさいきょうりょく◯

朝7時から、立命館宇治中学校の生徒さんたちに

国際協働（力）って何？

というお話をグループワークを交えながら行いました！
参加している10名の生徒さんは全員「IPコース」で学んでおり、10人中8人が既に海外生活を経験している子たち。

「英語と日本語、どちらの言語で物事を考えることが多い？」

という僕の質問に対して、数名の生徒は「半々かな〜」と答えるほど。笑
アイスブレイクの

・Nziu では雨になると、生徒も先生も学校に遅刻しがち。その理由は？

という質問に対して、今までオンライントークを行った学校さんだと正解は返ってこないケースが多いのですが、今回は1発で正解を答えられました。笑

「将来は英語を使って、海外で働きたい」

と子どもたち。
僕の1つの使命である、
　〜次世代へバトンをつなぐ〜
こと。
（勝手に使命だと思っています笑）
今回話を聞いてくださった10名のうち、誰かがこの意志を受け継いでくれると良いなーと思います！！

定期テスト終わりなのに、
一生懸命に参加してくれてありがとう🫶
みんなの未来が楽しみ！

◯輸出の契約破棄。熟れない作物たち◯

先日、生徒からアボカド🥑を購入したのですが、ずーっと固いまま熟れずにいたので、切ってみると既に腐っていました。笑
そのことを同僚に話すと、

「実は僕もその生徒から買ったけど、熟れなかったんだよ。
熟れない理由はいくつか考えられるけど、一番は（農家の）知識不足…
3年前、ある国にアボカドを輸出していたけど、輸出したアボカドが全て熟れなかったため、その国と輸出の契約が破棄になったこともある。結構、深刻な課題なんだよね、、、」

と話してくれました。
これこそ、協力隊が関わるべきだよなと思いつつ、、、笑
ケニアの新たな課題を知った瞬間でした、、、！

今週もお読みくださり、ありがとうございました！
冒頭にも書きました通り、今回の週刊で最後となります。
2022年10月の訓練所から書き始めて、早２年。
　・初めから読んでくださっている方、
　・途中から僕のnote に出会って読んでくださっている方
僕の拙い文章に最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
葛藤している時も、楽しい時も、全て包み隠さず、このnote には書いてきました。
時には書くのをやめようと思ったこともあります。
（多分10回くらい思った。笑）
それでも。
読んでくださっている皆さまのおかげで、最後までやり切ることができました。
改めて、本当にありがとうございました🙇！

週刊は今回で終わりなのですが、今後は
・ケニアの教育の諸々
・ンジウの生活の諸々
・JICA海外協力隊としてNziu Secondary で活動して思ったこと

などを、順不同で書いていこうと思います！
そちらも是非お読みいただけると嬉しいです！

それではみなさま、今までありがとうございました🇰🇪
またいつか🇰🇪

Asante kwa kusoma🇰🇪
Tutaonana baadaye🇰🇪

最後の週刊を締めるにふさわしい写真…
と思って探した結果、
これが最適だと思って載せます笑
うまいぞ🐍！
でも制服に書くのは大丈夫なのか！笑

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