専門用語は分かりにくいぜ?
うちの会社の得意先は某製菓店の取引先なので、クリスマスケーキの割引対象になるらしくセールのカタログがやってくる。そのカタログに書いてある言葉がなかなか専門用語で分かりづらいのである。
皆さんはどれだけ分るでしょうか??
例1>ディプロマットクリームとムースショコラクリームを二層をシャルロット生地で包んでいます。
※ディプロマットクリームは生クリームとカスタードクリームを合わせたものです。
例2>クリスティアンの楽しい食感!
※フランス語で「サクサクとした」という意味。おそらくクッキーなどのサクサクしたものの総称と思われる
例3>ムースリーヌカフェの中にオペラ社のカルパノとコーヒーを組み合わせたムースショコラカフェ
※オペラ社のカルパノ。オペラ社のクーベルチュールチョコの名前。クーベルチュールチョコとは製菓専門の繊細なチョコレートの事である。
例4>アーモンドの風味豊かなジョコンド
※ビスキュイジョコンドは、バタークリームを使ったケーキやムースに敷き込んで使われることが多く、フランス菓子になくてはならない基本の生地。おそらくジョコンド=ビスキュイジョコンドの略なのでしょう。ビスキュイジョコンドとは、アーモンドパウダーと同量の粉砂糖に、小麦粉や卵を合わせて空気を含ませ、メレンゲとバターを加えて高温で焼き上げた生地だそうです。
例5>食感のアクセントにフィアンティーヌ
※フランス語で「薄く焼いた」を意味する。 パイ生地または卵と小麦粉で作ったクレープ生地を薄く伸ばして焼いたもの。
製菓歴40年の私も知らない言葉が山盛りだったりします。(だいぶ鍛えられて調べて覚えましたが)
皆さんはどれだけ分ったでしょうか?
そして知らないとイメージできないってこともご理解いただけたでしょうか?
出来れば広く売りたい商品ならもっと汎用的な言葉を使って欲しいなと思う私であります。(買ったけどさ)