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ハーレクインは私の原点

日曜日、上の息子の高校で出された宿題(読書感想文)の課題図書を探すために図書館に行ったら、サムネの本を見つけた。

13年前に書かれたとは思えない、クラシックな装丁(笑)

初期のハーレクインロマンスから2010年(発行された年)までの流れを網羅している本だ。
うちは母親がシルエットロマンス(サンリオの傘下だった)を読んでいたが、同じものと認識していたが当初はライバルだったらしい。

ハーレクインが純粋な恋愛ものとするなら、シルエットロマンスは大人向けの官能的な作品が多かったようである。
ちなみに後にハーレクイン社がシルエットロマンス社を買収して二つのレーベルは一つの会社に統合されることとなる。

水戸黄門的な安心展開と、ハッピーエンドで終わる爽やかな読後感が特徴のシリーズだが、分類がなされており分類ごとにシリーズ名がある。
なので、作家で探さなくてもストーリーの傾向が分かったりするので地雷を引きづらいという特徴もある。

今のようにネットが盛んでは無かった時代に、毎月二回の入荷日に合わせてお店に行き、特別に並べられた棚から推し作家の作品を買う。というのは退屈な日々を紛らわせるための日常の楽しみとしては素晴らしいと思う。
(実際愛読者の人には離婚率が低いというデータもあると書かれていた。裏付けはないけどもw)

そもそも私が40歳過ぎて恋愛小説を書こう、と思ったのはハーレクインロマンスの影響がかなり強い。
このノリで、女性の願望を実現して、すっきりとしてもらう事を目的とした小説を書きたい!と思って筆を取ったんだなという事を思い出したのでした。

今年は原点回帰するかなあ。

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