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優しいんだけど普段はそんな事おくびにも出さない先輩から言われたひとこと

私が今の職場に異動してきたのは、16年の10月である。
20年働いてきた営業事務という仕事から、製造事務へうつった。

同じ事務員じゃないかと思う向きもあるだろうが、やることは同じ事務員と思えないほど違った。

新しい仕事に慣れるのはそれなりに時間もかかったけど、そんな事よりなにより得意先からの電話に出なくて良くなった。
電話って思ったより時間を取られるし、言い間違い聞き間違いも発生するためハッキリ言ってリスクが大きい。
嫌いじゃないけど、無くなるとこんなに楽なのか!と実感した。

初動時はかなり馬力をかけて仕事をこなしていた私も、だんだんペースダウンして自分の速度で仕事をすることを覚えて行ったが、
前職で使えそうなことをアレンジして提案したりもしていた。

そんなとき、ある日の朝礼で先輩が私のサポートした仕事を褒めてくれた。

「守屋さんのおかげで簡単になった」

みんなの前で褒められて恥ずかしかったが、役に立ててうれしかった。
その後も病気をして休んだり、慣れてきて失敗することもあったが
「守屋さんがいないと困る」
といつも言ってくれる先輩のおかげで乗り切れた。


私も誰かにとってのそんな存在でありたいと思う、今日である。

#やさしさを感じた言葉

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