見出し画像

【ショートストーリー推敲法】読者を置いていかない、バカにしない。

偉そうに書ける立場ではないことは百も承知で書いておきます。
ほぼ自分のための覚書です。

アンソロジー企画などを立ち上げ、一緒に協力してくれた共同編集者の方(柚野奈月さん)と他人が書いた文章を推敲(と校正)してきたおかげか、だいぶ短編を書く力がついてきたなと思っています。
(当社比です、あくまでも)

そんな私が書く、ショートストーリーの推敲法として大事にしていることを二つ書きます。

まず一つは読者をバカにしないという事。
多分誰も自作を読んでくれる人の事を、バカにする気なんか無いと思うんです。
しかしですね、短編や超短編で何度も同じことをくどく書くと、なんかバカにされてるように思いませんか?
丁寧に説明をしたい、と思うのなら違う言い回しで書くことをおススメします。違う言い回しが浮かばないときはバッサリ切った方が読みやすくなることが(私の場合は)多いです。

もう一つは読者を置いていかないこと。
上に書いたこととは真逆になりますが、突飛な展開や説明不足で場面展開がわからず置いていかれること、ありませんか?
(私はあります)
短いと離脱される率が減りますが、それでも読みづらいと次から読んでもらえなくなってしまいます。
出来ればもっと読みたい、と思って欲しいところ。

最後に、1000文字で文章を書く場合は最初に1500文字くらい書き散らかしたところから削ると冗長な展開を防げるかなと。


ここ最近短編を書く機会が増えたので、特に意識していることを書いてみました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?