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ズルいってどこから生まれる感情なんだろう?

皆さんは、他人に対して「ズルい」と表現したことがありますか?最近ふと思ったので、Facebookで問いかけてみました。

良くきょうだい児がお母さんに「お兄ちゃんだけズルい!」的な事を言っている場面に遭遇します。街中だったり、息子たちのケンカだったり、保育園だったり、はたまたFacebookでの愚痴投稿だったりで見かけます。
実際ズルいと言う時は
「楽をして」人より良い目にあっている人の事を「ズルい」と表現するのではないかと思うんです。

抑圧的な子供(俗に言う優等生気質とか長女気質とか呼ばれるアレです)だった私は、あまり自分の感情を人にぶつけたことが無かったんですが、周りの人たちは楽に人間関係を構築できて良いな~などと思っていました。

で、ふと気が付いたのです。
Facebookで投稿した時は「私は人に対してズルいという表現を使ったことはない」などとうそぶいてましたが、なんにせよ「楽して」(私は苦労しているのに)出来ていると思い込んでいたのであれば、それは他人を「ズルい」と思っていたのと変わらない。

言葉のセレクトが違うだけで、思考回路は一緒じゃないか。逆に他の言葉を知っている分違う表現に逃げてるだけで、人の苦労を慮ることが出来ないのは一緒だという事に気付いて、うわーっとなりました。

偉そうに言ってて、自分も同じ穴の狢だった時の恥ずかしさよ……。

内観をしていくと、こういうところにドンドン気が付くのでしょうね。



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