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実家で原稿合宿、そして怪異が。

今更お盆休みのお話を書いても……とも思ったのですが、ちょっとした怪異が起きたので夏の小話として書き留めておきます。

私のお盆休みは10日から15日まで。
実家に行ったのは11日の夜から14日まででした。実家では半分のんびり、半分死ぬ気で原稿に集中していました。(家事しなくていいので)

そもそも実家の父が仕事を辞めた時に(3年半前)義弟(私より1歳年上)がパソコンを買ってくれたらしく、ド〇モのパソコン教室へ通っていたようです。おかげで自治会の役員(父は現役時代から役員の仕事をしていました)の書類などパソコンで作成したりと役に立っていたようです。

義弟はかなり賢いので(そして気前がいい)いいパソコンを買ってくれた挙句に、設定などやってくれたそうです。マウスもスムーズに使える無線式。高そうなやつでした。
(パソコンを起動したときに出てくる名前がムネリンになっているのはご愛敬。父の名は宗重なのです)
今回そのパソコンを使って(夫のパソコンも自宅で借りた)自分のパソコンが壊れた後のリカバリーを行っていました。

まずやったのは一太郎で作っていた書式をWordで再設定。その後、もともとメールでいただいていた相方さんのテキスト文書と、私の文書の残っていたものを流し込み、第二話だけテキストすらなかったので(一太郎には残していたのだが、使えるパソコンが一太郎を開けないので役に立たない)、PDFを作っていたものからコピペして文字化けを修正する――という事をちまちまやりました。
みんな、PDFからコピーペーストやったことあるかい?
あれは控えめに言って地獄でして。
特に横書きから縦書きにするのは鉤括弧とかいろいろおかしくなるので、小説は出来ればテキストの形で下書きすることをオススメします。もうやりたくない!

ちなみに20000文字のコピーペーストを行った。(今回の本の中でも一番短い話だったのは不幸中の幸い)

ちなみに組み直したその段階では、まだ最終話の仕上がりが甘く、つじつまが合わなかったので何度か読み直した後で書き直し、相方さんからの突っ込みを踏まえたうえで書き直して何とか作品としての体裁を整えました。

不思議なのはこの段階で文字数が数百増えているにもかかわらず、なぜかWordで文字を詰めた(フリガナが入って変なスペースが空いたのでいっそのこと詰めてみた)ら、ページ数が30ほど減りまして。→え?

これは怪異!
真夏のホラーだよ!と思いながらも(Facebookで騒いでいた)冷静に考えたら字数増えてページ数減るのはむしろラッキー(印刷代が数千円変わってくる)と思って見て見ぬふりをしました。ちなみにお話が抜けている――などという事は皆無でした。本当に不思議です。

それから何とか紆余曲折ありまして、昨日無事に入稿も終えました。

新刊の最終話に幽霊が出てきたからいろいろあったのかしら?と思いつつ、無事に終わったので良かった。


お盆の間はいつも見ていた動画もパスしてずっと自分の作品にかまけていたのですが、それはそれで充実していてよかったなと。
パソコン壊れるのは困るけど、かなり集中できたのは良かったです。

というわけで実家でプチ原稿合宿していたら、怪奇現象が起きた話でした。

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