中山開帆選手、おめでとう。
残念ながらJ1、J2リーグが開幕しても
まだまだJ3リーグの幕開けは遠い2月。
ギラヴァンツ北九州は去年21位という結果で降格したわけだが
その2年前、J3で優勝して昇格を決めた年に
残念ながら解雇された選手が何人かいて
そのうち一人は水戸ホーリーホックに拾われた。
中山開帆選手だ。
中山 開帆 | 水戸ホーリーホック公式サイト (mito-hollyhock.net)
福岡県行橋市出身。
北九州に大卒で入り、5年間在籍した。
キーパーというポジションのせいもあり、出場機会はほぼ無かった。
ちなみにプロ入り初仕事はJR小倉駅の一日駅長である。
(なんでやねん)
北九州と水戸、併せて7年のプロ生活で公式戦出場はたったの5試合。
厳しいプロ生活だったと思う。
そんな彼に先日スポットが当たった。
プロ7年間で出場5試合…“苦労人”水戸GK中山開帆が覚悟の鹿島完封劇「今日がラストというくらいの気持ちで臨んだ」 | ゲキサカ (gekisaka.jp)
鹿島アントラーズ対水戸ホーリーホック。
かたやJ1常勝、タイトルは数知れずというトップチーム。
かたやここ近年の調子は上がってきたとはいえ、2015年くらいまではボトムスと
呼ばれていたチーム。
茨城県をホームとするチームとしてはあまりに差があったように思うのだが
先日開催されたプレシーズンマッチで水戸が完封勝利した。
1-0というスコアだけでは語れない物語があったと思う。
もちろん彼一人の力だけではなく、
水戸というチームが蓄積してきた経験とパワーが爆発したのだと思うが
PKストップという活躍を見せることで、
チームの気力を盛り返す一助になったのは言うまでもない。
北九州では花を咲かせられなくても、よそのチームに移った選手のことはずっと気に掛けているが
今回の彼の活躍については、秋田に移籍した松本拓也氏の次に嬉しいニュースだった。
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