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#レイクスとの素敵な関係|島田チェアマン講演会レポート「B.LEAGUEと滋賀レイクスのココロたぎる、挑戦」
2月9日に滋賀ダイハツアリーナで開催された「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON B1リーグ戦 第21節 滋賀レイクス vs シーホース三河」にB.LEAGUEの島田慎二チェアマンにご来場いただきました。
試合前には今季から運用を開始した「パートナーVIPラウンジ」にて、現在パートナーとなっていただいている各社様、参画を検討中の企業様へ向けた講演会を実施。「B.LEAGUEと滋賀レイクスのココロたぎる、挑戦」と題した講演の様子を、当日ご参加いただけなかった皆様にもご紹介いたします。
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Bリーグの事業規模と特徴的なファン層
講演は「Bリーグ開幕以降のリーグの事業成長について」というテーマからスタートしました。
今シーズンで誕生から9シーズン目となるBリーグは、年々参画クラブが増え続け、B1・B2で38クラブ、別組織のB3を含めると41都道府県54クラブまで拡大しています。10シーズン目となる来季2025-26シーズンの終了を一つの区切りとし、2026年秋に開幕する2026-27シーズンには「B.革新」により新たな3つのディビジョン「B.PREMIER(Bプレミア)」「B.ONE(Bワン」「B.NEXT(Bネクスト)」に再編されます。滋賀レイクスは最上位ディビジョンのBプレミアへの参入が決定しています。
Bリーグの事業規模は2016-17シーズン(196億円)から2023-24シーズン(632億円)にかけて約3.2倍に増加。リーグ全体の入場者数も2016-17シーズン(224万人)から2023-24シーズン(452万人)にかけて約2倍に成長し、今後も成長が見込まれています。
"第3のプロスポーツ"として成長を続けるBリーグのファン層の特徴についても、先輩にあたるプロ野球やJリーグとの違いが顕著に現れています。
ファンの男女比では半数以上が女性
ファンの平均年齢は30代で、Jリーグ、プロ野球より若い
20代〜40代では女性比率が男性を上回る
島田チェアマンからはBリーグファンの特徴の紹介とともに、Bリーグが歴史を重ねていくことで各年代にファン層が拡大が見込まれるということも紹介されました。
急成長の理由はナレッジシェア
なぜ、Bリーグは急成長を遂げることができたのか〜島田チェアマンは、Bリーグ成長の秘訣の一つとしてリーグや各クラブ間で成功事例の共有(ナレッジシェア)の仕組みがあることを挙げていました。
Bリーグではて一つのクラブの成功事例をリーグ全体で共有していく仕組みが出来上がっています。好事例をひとつのクラブ内に留めておくのではなく、全体に"シェア"することにより、他のクラブもそこをヒントに自クラブの取り組みへと反映させていく。このサイクルをこのサイクルがリーグ内のクラブの事業力を強化し、最終的にはリーグ全体の事業成長を加速させていくことを狙っています。こういった取り組みが、結果的にファンを惹きつけ、パートナー企業への価値提供につながっていくのではないかと島田チェアマンは話していました。
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Bプレミア誕生で滋賀レイクスはどうなるか
2026-27シーズンから始まるBプレミアと、そこに参入していく滋賀レイクスについても紹介がありました。
現行のBリーグの制度下では、強化費に大きく戦績が影響を受ける状況となっているため、滋賀レイクスは今季から復帰したB1でも苦戦を強いられています。しかし、2シーズン後のBプレミア移行に伴う制度設計の変更によって、リーグ全体で接戦が多くなり、滋賀レイクスも含め多くのクラブに優勝や上位進出の可能性があることが紹介されました。
具体的には以下の変更が大きな要因となります
「サラリーキャップ制度」の導入により、各チームの強化費が5~8億円に均衡化される。
新人選手獲得に「ドラフト制度」の導入により有力な新人選手のリクルート機会が平等化される
このような制度変更によりチャンスが生まれることを前提に、島田チェアマンからは滋賀レイクスの関係者やパートナー企業関係者の皆様に向けては次のようなメッセージが熱い期待をこめて送られました。
Bプレミアで戦力均衡のリーグにはなるが、滋賀レイクスはまだ、サラリーキャップ制度の条件(強化費の下限)を満たす状況に達していない。クラブはBプレミア参入を果たしたがブースター、パートナー企業と共にさらに事業成長してほしい。
戦力均衡となるBプレミアではパートナー企業の支えによって、地方クラブも優勝争いができるリーグになる。ファイナルまで行けばで日本一決定戦を滋賀県で開催し”地元で日本一”も充分あり得る。ぜひ滋賀レイクスへ更なるサポートをお願いしたい。
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地方創生〜スポーツが地方の魅力を高める
島田チェアマンは「B.革新では、"地方創生”を一番大事にしている」ということも強調しています。
トップカテゴリのBプレミアでは事業性(売上12億、平均来場者数4千名、アリーナ基準)の厳しい基準を設けて、滋賀レイクスは非常に厳しい状況ではあったがBプレミア参入を果たした。
重要なのはこの基準をクリアし続けること。Bプレミアに参戦し続けることで、トップ選手が滋賀にやってくる。
接戦の試合を地元の皆さんが観戦を楽しみアリーナを中心に地域が盛り上がることで、クラブに誇りを持つ人が増え、地域が都心とつながる、地域同士のつながりが強まり、地元の魅力が高まる。そういった盛り上がりが都心から地方へのUターンのきっかけを作ることになる。
このテーマについては、質疑応答の時間で「Uターンのきっかけになる」ということについて意見が交わされるなど、地元企業の皆様にとっても関心の強い話題であることが伺えました。
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参加者の皆様へのメッセージ
講演の最後に、島田チェアマンから参加者の皆様へメッセージが送られました。
滋賀レイクスは現状、戦績面では苦戦を強いられている。しかし会場の雰囲気やブースターの熱量は琉球や宇都宮などの人気クラブに匹敵、レイクスチアリーダーズはベストパフォーマス賞を昨シーズン受賞、B2降格でありながら昨シーズンは入場者数がB1だったシーズンから比較して増加しました。
さらに今シーズンは、Bワンもやむなしの状況から奇跡的にBプレミア参入を果たし、集客面もB1中位まで伸びてきている。そんなクラブは日本中見ても他にない。滋賀レイクスの底力を感じていますし、プロスポーツとして最も勢いのあるBリーグのトップカテゴリのクラブが滋賀県にあることは、地元の皆さんが思っている以上に何倍も価値のあることだと思います。
2026-27シーズンからのBプレミアはレイクスも優勝を争えるリーグ構造になります。皆さんもご存知の通り、レイクスには若手の有望選手が多く集まってきている。2026-27シーズンからは戦力均衡でどのクラブにも優勝チャンスが出てきてさらに盛り上がるリーグになっていきます。ぜひ、これからも滋賀レイクスのサポートをよろしくお願いします。
前日からの雪の影響も各交通機関に残る中、パートナー企業様をはじめ、パートナー参画検討中の企業様、地元自治体関係者など18社・団体19名の皆様にご参加いただいた講演会は、Bプレミアの誕生や滋賀レイクスの可能性について期待のこめられた内容に終始し、熱気に満ちた時間となりました。
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Bリーグ 島田慎二チェアマンの公式note「島田のnote」はこちら
滋賀レイクスではパートナー企業を募集しています。
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プロバスケB1リーグの滋賀レイクスは、2026年10月開幕のBプレミア参入が決定!共にプロスポーツのチカラで滋賀を盛り上げていただけるパートナー企業様を募集しています。
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