いじめられた経験がある人はよくいるけど、いじめをしていた人がいないのはなぜ？

昔よくいじめを受けていました。わたしの場合は中学校、特に高校でいじめに合いました。

そういった経験からか、弱いものいじめがすごく嫌いで、今でも出来れば弱い側の方に立つようにしているし、いじめを見たら止めに入ることもあります。

だからいじめに対してアンテナが立っているのか、よくいじめられた経験あるかたの記事やニュースを見ると心熱くなることがしばしばです。

そこで「ふと」思ったことがあるのです。それは、

「いじめられた経験がある人はよくいるけど、いじめをしていた人がいないのはなぜ？」

なのかってことです。

「自分は昔いじめをしていて」なんて人、ほとんど遭遇しません。たまにそう言ってる方もいるかもしれませんが、ほぼ見ないのが現状です。これはなぜなのかって思いました。

いじめられてる人がいるってことは、その反面いじめる側もいるからです。クラス30人いて29人が1人からいじめなんてあるわけがありません。いえば逆はありそうです。29人がいじめ側で、1人が対象。そう考えるといじめる側の方が多いこともあるわけです。

なぜいじめてる側が少ないのか、そしてあまり見ないのかですが、

◯いじめていたことを言いたくない
◯いじめたことをよく覚えてない
◯いまも普通にいじめをしている
◯そもそもいじめたと思ってない

なんてことがあると思います。

いじめを受けていた側の自分からすると、「そもそもいじめたと思ってない」ってのが一番しっくりきました。不思議なんですが、ここだとすごく腑に落ちるのです。

ではなぜいじめをしている側がいるかというと、「いじめと思って無く、ただ楽しいだけ」なんて思うんですよね。

これ以上書くと当時を思い出し、薄ら笑いさえ浮かんできて気持ち悪くなるのでやめようと思います。

そう、いじめた側は「いじめと思って無く、ただ楽しいだけ」だったので自身はいじめたことなんてないと大人になってもそう記憶しているのではないかってことです。

それにプラスして「いじめた側もいじめを受けていたケースが多くあり、いじめられた方の記憶だけ覚えている」ってがこうnoteを書いてて思いました。

多分いじめをしていた側もいじめを受けていた経験があり、いじめられていた方の経験のほうが強く残っていていじめをしたことを忘れているということです。

そう思い出すとタイピングする手がすごく重くなってきました。いじめ自体があまりに多く、誰でもいじめられた経験があるということです。

なぜいじめが起こるのでしょうか・・・こうnoteを書いてきて思うのは「ただ楽しかったから継続していじめをしていて、特にそんなに意識していじめていない」ってことがあるのかと思います。

もし凄く意識していじめをしていたら、それこそ大人になっても記憶していて周囲にも「自分が昔いじめをしていて、だからもう繰り返したくないからいじめを無くしたいと思ってる」なんてこと言うでしょうが、全く聞かないですよね。

一部いるかもしれませんが、ほぼ聞きません。いても「いじめられた経験から強くなってボクシングなどの格闘技でそれなりの成績を残し、いじめ撲滅に動いてる」などです。

その方もいじめを受けていた側で、いじめをしていた側のケースではないのですよね。そう考えるとやはり「ただ楽しかったから継続していじめをしていて、特にそんなに意識していじめていない」ってのがやはりしっくりきます。

ここに関してご意見や思うことあるでしょうが、ただ一つ強く思うのは「いじめは良くない、無くしたい」ってことですね。

いじめを受けていた自分としては、もう同じ思いをする方が今もいるということだけで心苦しいです。