こんにちは、SHIFTBRAINのプランナーのしばげんです。
SHIFTBRAINのコピーライターってどんなコピーを書くの?コピーを書くとき、何を考えているの?今回はそんな謎を紐解いてみようと思います。
紐解くためのお題として、プランナー部のみなさんに「最近買って(体験して)よかったものでコピーを作ってきてください」と無茶振りをし、あわせてこのコピーができるまでの思考の過程なども伺いました。
果たしてコピーライターの脳内はどうなっているのでしょうか?
(素人目線ながら)私から見たみなさんのコピーの特徴や印象なんかも交えながら、見ていきたいと思います。
プランナーチームの紹介
ジョン:娘と息子とテニスが生きがい。金髪でロン毛。
うらかわ:日本寂しがり屋コンテストで3連覇。本がすき。
今泉:日本をうろうろしながら暮らす。キャンプがすき。
しばげん:酒の奴隷。写真がすき。
「刺す」の意志(ジョン)
ジョンさんのコピーには、「このコピーで刺す」という意志が感じられます。
対象そのものの特徴や強み、他との違い、消費者心理などを分析・実感したうえで、これだからこそ言い表せるコピーを、記憶に残るような言葉で作っているという印象です。
今回も、8月⇆凍えるの極端な対比でインパクトを与え、かつ説明的にもならず言いたいことがストレートに伝わってくるようなコピーはさすがです。
この製品が話題になったら、「ああ、あの8月で凍えるやつね」と巷で言われそうだなと思いました。
見て、読んで、楽しいコピー(うらかわ)
うらかわさんのコピーは、言葉の掛け合わせや音節の区切りなど、リズミカルで声に出して読みたくなるような、hip-hopに近いvibesを持つコピーが多い印象です。
今回のコピーでは、全てひらがなで書くことでちょっとした目の錯覚を誘うようなギミック?を取り入れるなど、ある種デザインの一部としても機能するような、漢字と開きの高度な使い分けもうらかわさんらしいと感じます。
うらかわさんのコピーから、CMやポスターに落とし込まれた時のビジュアルも含めて想像できます。そんな抽象的な世界観や空気感まで伝わるようなコピーを書いてくれます。
象徴的な言葉から世界が広がる(今泉)
「自分だったら、目薬として売られていたことや目薬と同じ成分ということをそのまま言い表すと思う」とジョンさんが言っていましたが、確かに体験の面白さから逆算して泉質の効能にも興味を引かせるような、不思議な魅力のあるコピーです。
また、具体的な会話や光景から考えたコピーを、誰もが知ってることわざと掛け合わせるという発想の柔軟さや視点の鋭さにも感心しました。
これからSHIFTBRAINのコピーライターとして、今泉さんのコピーが世間に出ていくと思いますが、そんな視点の鋭さにも是非ご注目ください。
最後に、手前味噌ですがわたしのも一つ…
シンプルに感動を伝えたい(しばげん)
おわりに
プランナー部のみなさん、お忙しいところありがとうございました。
SHIFTBRAINのコピーライターが普段どんなことを考えてコピーをつくっているのか、その一端が見えたのではないでしょうか。
今回みなさんに作ってきていただいたコピーや考え方が、vol.1でそれぞれが出した推しコピーにも近い雰囲気を感じるものだなという気付きがあり、面白かったです。
ひとえにコピーライターと言っても、アウトプットまでに至る過程は人それぞれ。デザインやコーディング同様、さまざまな思考や工夫のもとに生まれたコピーがSHIFTBRAINの制作物に落とし込まれていますので、その辺りも是非意識して見てみてください。
普段コピーに携わっている人も、これから携わろうと考えている人も、何かの参考になれば幸いです。
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Illustration: Wataru Urakawa