最後に娘を抱っこした日 @お空に行った娘との想い出話
今日はSO LAプロジェクトのイラスト制作を手掛けた。
このプロジェクトの始まりは娘だから
どうしたって娘が恋しくなる
動画を見ていて色々と思い出していた。
娘を初めて抱っこした日
娘が生まれて11日目だった。
まだまだ1500gくらいの我が子
呼吸器も付いていて顔は見えないけど
初めて腕の中に娘を抱いた。
不思議な
不思議な感覚
この子が私の産んだ私たちの娘なんだと
ようやく現実味を帯びた日だった。
その8ヶ月後
娘の命は燃え尽きそうで
でも頑張って頑張ってまだ燃え続けていた。
先生たちの強い勧めで抱っこさせてもらえることになった。
こんなに大きくなったのかと
本当に驚いた。
手術を受けてから
1ヶ月抱っこしてなかったからね。
あの時とは全然違う
重さと大きさ、抱き心地。
少しずつでも
着実に成長していく娘の姿は
私達に本当に勇気を希望を幸せを
与え続けてくれていた。
こんなにおおきくなった娘
頑張って頑張って生きてくれる娘を
手放したくなかった。
だけど数値がガクッと落ちて
慌てて先生に娘を預けた
最初の抱っこも
最後の抱っこも
私だった
ちょうど8ヶ月後のこと。
思い出すといつまでも涙が溢れてくる。
でもね、
感謝の気持ちも少しずつ芽生えてきた。
愛おしい私たちの娘。
私たちのところに産まれてきてくれて
本当にありがとう。
ママとパパはまだまだ寂しいけれど
これからもあなたと共に生きていく。
世界で一番愛しているよ