しほと 本好きのデザイナー

2024年の4月に8ヶ月の長女を病気で亡くしました。 その経験からたくさんのことを学び気付かされました。 この気づきや経験をnoteに綴って行きたいと思います。 必要としている誰かに届けばいいなと願いを込めて。

しほと 本好きのデザイナー

2024年の4月に8ヶ月の長女を病気で亡くしました。 その経験からたくさんのことを学び気付かされました。 この気づきや経験をnoteに綴って行きたいと思います。 必要としている誰かに届けばいいなと願いを込めて。

最近の記事

第2回 SO LAプロジェクト

2024年10月中旬。 2回目となるソラプロの活動を行いました。 今回お声をかけてくださったM様は ソラプロの活動をお見かけしたとき 「久しぶりに心が動いて、すぐに申し込んでました!」 と嬉しいお言葉を頂けました。 活動者としては感無量のお言葉で 「この活動をやっていてほんとうによかったなぁ」 としみじみと心の底から喜びを嚙み締めました。 さて、M様との待ち合わせは海沿いの綺麗な公園がある場所でした。 (今回の撮影は、商業目的ではないことを述べておきます) 故人の方と

    • SO LAプロジェクト第1回 完走

      先日の撮影から少し時間がたち、 私の心が落ち着いたとき 絵を入れる作業に取り組みました。 お聞きしていた故人との思い出や 参考にいただいた写真 そして撮影に同行してイメージしていた映像を イラストとして写真に差し込んでいく作業 あまりにも没頭していて 夕方17時のサイレンで我に返りました。 私はただその映像を眺めている人で ただそれを埋めただけでした。 A様にもご意見をいただきながら 何度か修正をして作品を作り上げました。 完成した作品はそこに命が宿るような 空

      • 諦めそうになったあの日から

        初めての手術から2週間が経った頃。 2度目か3度目の手術の時のことだったと思う。 その頃は 手術を受ければ 良くなると思っていた症状が 思っていたよりも良くならなかったり むしろ他の部分に悪影響が出たりと 一つ一つの経過に 一喜一憂していた。 1度目の手術を受けてから ぴくりとも動かず 管だらけで横たわる娘の姿。 不安と期待とが 毎日毎日 波のように押してはひいてを 繰り返していた。 手術の待ち時間だっただろうか。 主人と待合室で話をしていた。 娘のこと これか

        • 最後に娘を抱っこした日 @お空に行った娘との想い出話

          今日はSO LAプロジェクトのイラスト制作を手掛けた。 このプロジェクトの始まりは娘だから どうしたって娘が恋しくなる 動画を見ていて色々と思い出していた。 娘を初めて抱っこした日 娘が生まれて11日目だった。 まだまだ1500gくらいの我が子 呼吸器も付いていて顔は見えないけど 初めて腕の中に娘を抱いた。 不思議な 不思議な感覚 この子が私の産んだ私たちの娘なんだと ようやく現実味を帯びた日だった。 その8ヶ月後 娘の命は燃え尽きそうで でも頑張って頑張って

          初めて水通しした、あの日 @お空に行った娘との想い出話

          1年前の今日 初めて娘の服の水通しをした。 8月1日に1756gで産まれた娘はNICUに入って、 少しずついろんな管が外れていって、 この頃にはGCUに移ってきていた。 退院が少しずつ見えてきて娘を迎える準備を、家を整え始めた日。 あの時は、早く娘をお家に連れて帰りたくてしょうがなかったなぁ 毎日病院に行くたび、 娘に会うたびに、 ゆっくりながらも成長を感じて 心がワクワクキラキラ 未来は明るくて 世界も輝いてみえていた あの時の気持ちは今でも忘れない 今日、久

          初めて水通しした、あの日 @お空に行った娘との想い出話

          SO LAプロジェクト初稼働

          2024年9月11日(水) #SO LAプロジェクト 第1回目となるSO LAプロジェクトの撮影を行うことができました。(SO LAプロジェクトについて) 告知をした際にすぐに手を挙げてくださったAさんは私の顔見知り。 想いに共感してくださり、ぜひ参加させて欲しいとすぐにお声がけくださりました。 事前に日程を調整し、どんな方とどんなお写真をとりたいのかをDMでやり取りをして当日を迎えました。 日差しはまだまだ強く、夏を感じるような暑さはありつつも、空は気持ちよく晴れ

          SO LAプロジェクト初稼働