あっち側になりたい。
どれがいい?どうする?どうしたらいい?任せる。
幼い頃から私はいつも決断を迫られている。
まだ、齢33という年齢からか、1番古い記憶で、4歳頃からの記憶はまだ残っており
その頃の記憶を辿っても、大体、尋ねられ、決断している。
4つ上の姉がいる。
この人は尋ねる人、決めない人。決めれない人。
父はこれにプラスして、
どんなことでも理由を尋ねる人、委ねる人、自分以外のことは決めない人。
母は
意見があるのにあえて、尋ね、委ね、文句をいう人。
部活やサークルなど人数の多いコミュニテイ付き合いでも
私、尋ねられ、決める側の人間なんですと
自己紹介したことなんてないのに
結局、で、どうすべき?って聞かれてる。
なんでみんな自分で決めないの。
私には決めれますよと刻印されているかと本気で思っている。
OLをお暇する前、約7年間 秘書という仕事をしていた。
志望ではなく、流れで、なんとなく秘書になっていた。
これまた決める仕事。
経営者の方はいつ何時でも経営のことを、会社のことを考えている。
なので、
大袈裟にいうと
朝、上司が起きてから、夜帰路を帰着されるまで、
それ以外のことは秘書が大概操っている。と言っても過言ではないと思う。
それはそれは最終目的が
しいては、どんなことであっても会社の経営に関することにつながってくるわけだから
どんな些細なことであっても緻密で繊細な決断の連続であった。
今日、姉夫婦と甥っ子と母とで
タラッタッタッター♪(M)で昼食をとった。
ショッピングモールのフードコートで
ちょうど正午に差し掛かったタイミングなので、
注文するのにもかなり決断が迫られた。
並んですぐ、「お客さま注文はお決まりでしょうか?」
そりゃないぜと思いながら
すぐさま、姉が、何食べたらいい?
そしたら母も。○○ちゃん決めて。
義兄だけが意志を持っててくれたので
そこから個人の好きなものと量と甥っ子の食べるものの
バランスを考えてすぐに注文をした。
帰宅して
夕食を食べ終わると
疲弊して、ぐったりしていた。
そして時はきた。
父からまるでコールアンドレスポンスのような
コール、
が来た。
ボム。
どうしてみんな決められないの?
なんで私がそんなことまで決めないといけないの?
レベルが100に到達した。
あえて表現は控えるが、
あたり散らした(笑)実家だからできること(笑)
入浴し、フーッと息を吐いて
今日も思う。
あっち側の人間になりたい。